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注意されることが苦手、をどうにかしたい

仕事での悩みの一つに、態度や行動を注意されるともやもやする、ということがありました。
注意された内容は自覚していることで、とてもまっとうな内容。自分でも受け入れて、実際に改善しようと行動します。
でも、どこか腑に落ちない、もやもやする、反論したくなる、注意してきた相手に反感を持ってしまう。
一言で言うと静かな逆切れです。なんて幼稚でわがままで自己中心的な頑固な、醜い感情なんだろう。そういうことを自覚しながらも処理できずにいました。

このもやもやを突き詰めていったとき、もやもやの原因は、大きく二つあると思い当たりました

一つ目は、指摘された内容が事実でありながらも、その背景にある自分の性格や思考は単純ではないため、指摘してくれた人が感じた印象と実際の私に乖離があり、一部事実と異なるということ。

二つ目は、指摘された瞬間から改善のために行動を始めて改善が進んでも、自分の中では指摘が頭の中に常にあり、自分は指摘される前と変わっていないのではないかという疑念があるということ

それぞれに対する解決策を考えました。
一つ目は、もやもやが消えるまで質問すること、もしくはしっかりと異なる部分は正しながらも、改善していく意思を伝える事
二つ目は、自分は改善の方向に進んでいるということを事実ベースで記録して、昨日の自分と今日の自分が別人であるという確信を得る事。

特に、一つ目に関連して、考えたことはなんでもすぐに質問したり主張したりして、我慢しないことが一番の課題だなと感じています。

一方で、二つ目の、昨日の自分と今日の自分が別人であるという意識を持つことは、他のことにも応用できます。大きな失敗で立ち直れないとき、何かとても嫌なことがあった時、明日の自分は全くの別人と思ってしまえば気持ちを切り替えられます。さらに、過去の栄光に依存しないということにもつながり、より上を見ていけるようにもなります。

と、ここまで書いて、そもそも自分の醜い感情を受け入れられていないことが問題では、とも思えてきました。
完璧主義であるがゆえに醜い感情を持つ自分を許せない。そういうところは自分を自分で精神的に追い詰めてしまう原因でもあります。

少しずつでも、自分の醜いところも受け入れられるように頑張ろうと思います。



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