分岐点
私は前にやっていた「素敵な選TAXI」というドラマが大好きだった。竹野内豊が主演で、バカリズムが脚本で、とてもコミカルな作品だった。
このドラマの中でテーマとなっているのが「人生の分岐点」。毎回、OPは「人生にはいくつもの分岐点がある。」という言葉から始まる。
ドラマが気になる人は一度Wikipedia見てみてください。
私はまだ21歳だから、人生の先輩方から比べたらまだまだ人生における分岐点なんか少ない方だと思う。けどそれなりに分岐点にぶち当たってきた実感はある。そして私は分岐点がとても苦手だという実感もある。
道Aと道Bがあった時に、道Aに行きたい気持ちは大きい、けど、道Bの方が安全そうだし、道Aに行って失敗した時絶対後悔するもんなぁ…といったように、堂々巡りをしてしまうことが多々ある。
そしてどちらかの道を選び、進み始めた時、
せっかく進んだのに、せっかく選んだのに、
必ずちょっとうまくいかないことが出てくる。
そんなことは当たり前なのに、
「あぁ、あっちの道に進んでればよかったのかな自分。」
とか、そういう後ろ向きな声が出てきてしまう。
そんなことを言っていてもなんの得にもならないのもわかってる。そんな後ろ向きな声なんか押し殺して、今ある道をがんばっていかなきゃってなる。
でも、最近になってようやく分かった。別にそういう自分から出てくる後ろ向きな声を無視する必要なんかないって。決して悪いものじゃないんだって。むしろ、そういうものは、そのまま受け止める。だってそれが自分の心からのメッセージだから。
本当にその道に迷うんだったら、一回立ち止まってみてもいいし、一個前の分岐点に戻ってみてもいい。戻れないなんてことももちろんある。でも、いつだって「これから」をつくるチャンスはある。
生きている限り私たちは選択肢の連続だ。
もし「こっちの道じゃなかったかも…」と思った時には、「あっちの道にすればよかった」じゃなくて、「じゃあ次はどう軌道修正しようかな」と考える。
今までは変えられないけど、これからはいくらでも変えられる。自分の力で。もしも変えるエネルギーがない時はエネルギーが溜まるまで充分に休めばいい。そうしたら絶対にいつの日か動きたくなるから。
今日はこんな独り言。
p.s. 実は、3ヶ月前に途中まで書いてたいたものを今日仕上げてみました。その時は私自身が道に迷っていて、このブログの終着点が見つけられませんでした(笑)いま3ヶ月前の自分を客観視してみると、相当切羽詰まってたかも。また切羽詰まったときにはこのブログを見返してくれ、自分。