【3選】『前祝いの法則』|ひすいこたろう (著), 大嶋 啓介 (著))
今日は、読者が選ぶ「ビジネス書グランプ2019」自己啓発部門賞受賞作『前祝いの法則』について、参考になった点を3つ紹介します。
この本をなぜ手に取ったのか?
知人と「2年後の自分への手紙を交換しあう」企画をすることになっていたからです。
より効果を高めるために、参考になる本はないかと探したら、この本に行き着きました。
それでは、参考になった点を紹介します。
1、願いを叶える最大のコツは「喜ぶこと」
この本には多くの事例が出てきます。2つ紹介します。
海援隊の武田鉄矢さん
デビュー当時、全く売れていませんでした。
母親に歌手を諦める話をしたところ、突然・・・
「鉄也さん、成功おめでとう!乾杯〜!」とお母様から。
お母様曰く、「貧乏神があんたに取り憑いている。喜んでしまえば、呆れて貧乏神がどっかに行ってしまう。だから、まず喜びなさい」
ここから大成功。
長嶋茂雄さん
有名な天覧試合。この時、長島さんは大スランプ中。天皇がお帰りになる21:15目前でホームラン。
実は長嶋さん、前日、スポーツ紙を買い漁っていた。
見出しに「長嶋 ホームラン」と赤や黄色で書きこんでいた。
松井秀喜さんのドラフトで見事引き当てた時も。
前日に自分でリハーサルをして、松井秀樹さんのくじを引いて、先に喜んでいた。
喜べば、喜びがやってくる。
感情を先に味わうことが大事。
2、未来=心×行動
心の状態がどこにあるか。
心の状態を、最も良い状態から悪い状態に並べると下記。
感謝 ⇆ 喜び ⇆ 不満 ⇆ 怒り
感謝の状態に自分を留めるポイントは「誰を喜ばせたくて、その願いをかなえようとしているか」に気づくこと。人は矢印が自分よりも誰かになった方が力を発揮する。やらなければいけない→心からやりたい、になる。
近接コミュニケーションバイアスが働き、家族には優しくできていないこともある。
常に感謝の状態でいることが重要と改めて思う。
3、人は理想の未来を思い浮かべば、動き出す。
著者の1人である大嶋さんが学生時代に、学年一位の成績を収めたのも、学年一位を収めたら付き合ってくれるという女性の存在があったから。
スピリチュアルな本ですが、大事なことを学ばせてもらったら本でした。
おすすめの一冊です。