秋を感じる食べ物たち
こんにちは。少しずつ書き溜めているとあれだけ暑かった秋が過ぎ去ってしまった。今更かもしれないがこれだけ書いてしまったので載せることにする。
最近は仕事で顔出ししなきゃいけないことが増えてきて、自分の体型が気になりだし「あすけん」という食事管理アプリを使い始めた。
食事終わりに都度記録するべきなのに怠惰ゆえに1日の終わりにまとめて入力。摂取カロリーが毎日4000キロカロリーを超えていて驚いた。痩せるわけがない。ただ、いきなりダイエットをしても続かないことはわかっているので「健康」を目指すことにしており、ここ1週間くらいで甘いものの量は減ってきた気がする。と言いつつもそこそこ食事を楽しんでるのでどうぞお付き合いください。
丸の内 シャインマスカットパフェ
仕事は午前で切り上げて、午後は有給休暇を取得!浮かれた気持ちでパレスホテルにきていた。こちらには仕事でしか来たことがなく、もし行くと仕事を思い出してしまうだろうなあ…と今まで避けていたが、緑が多くて窓が大きくてとても開放的な場所でとても素晴らしい場所だと感じる。皇居に近いだけでなんだか他とは違う雰囲気があるのはなぜでしょう。
パレスといえば「マロンシャンティイ」が有名(東京會舘はマロンシャンテリーだったかと思う)だけど、今日はシャインマスカットパフェを食べるのが目的である。
事前にTable Checkで予約しており、ふかふかのベアチェアみたいな一人がけのソファに座った。
平日ということもあって商談で来てるような方やお子さんを連れてる方、アフタヌーンティーを楽しむ女性たち、いろんな方がいらっしゃった。
セットを予約していたので金木犀の香りがする中国茶、桂花茶(けいかちゃ)を選んだ。ふわっと金木犀が抜けるような香り。すき。
そして待ちに待ったシャインマスカットのパフェ・・・!
シャインマスカットがごろっごろ入っている。かなり大粒でみずみずしいので、このシャインマスカットだけでもいいと思うくらい。下には生クリームと白ワインのジュレ、シフォン、シャーベットと少食な方ならこれだけでお腹いっぱいになるのでは?というくらいの大きさ。
見てるだけでも幸せだし、美味しいし、ゆっくり本読んだりしてなんとも充実した午後休だった。いつか泊まったりもしてみたいな。
下北沢 無花果のフルーツサンド
月曜日、仕事で憂鬱な直行。ただ予想より早く着きそうだったので、少し寄り道してアールベイカーでモーニングを頼んだ。アールベイカーで一番大好きなパン「バブカ」も買った。チョコがもりもりに練り込まれているパンでアールベイカーで一番好きなパンなのでぜひ食べてみてほしい。
モーニングはパンとサラダとベーコン、目玉焼きというスタンダードなメニューにオレンジジュースとマッシュルームのスープをつけた。
ベーコンはカリカリじゃなくて好みじゃないなかったんだけど、パンがサクフワで幸せが溢れた。あれだけ時間に余裕があると思ったのに急いで食べないといけないことに気づく。ワシワシと食べて走った。
1つ仕事を終えたところでお昼をとうに過ぎていた。また移動して別の件があり、夕方には会社に戻らなければいけない。なにか食べたいけどは会食があるので軽めに食べたい…と思った時に、そういえばフルーツサンド屋さんあったのを思い出した。下北沢駅からすぐ近くの「喫茶 一房」さんというお店に行った。
いちじくのフルーツサンドを頼んだ。
一口食べて「…おいしい!」と目を見開いてしまった。無花果の優しい甘みと生クリーム、パンのふわふわが完璧な塩梅で感動した。私はソースなしが好みだけど、でもソースつけても美味しいなあ。甲乙つけ難いなあ。
なによりフルーツサンドのことを見くびっていた。ごめんなさいフルーツサンド……と思いながらいつの間にか食べ終えていた。
時間の流れがゆっくりしていた。すっかり仕事のことを忘れていた。
東京駅 栗あんみつ
唐突だが、虎屋が大好きだ。見つけると大体吸い込まれてしまう。この日は仕事終わってから栗あんみつを食べると決めていた。
東京駅の(東京ステーションホテルの中?)に虎屋の店舗があるが、わかりづらい場所だからなのか夜は空いている。平日の夜に和菓子食べる人も少ないからかもしれない。
お店に着くと一部売り切れのものもあったけど「栗あんみつはありますか?」と聞くと、笑顔でございますよー!と言ってくれてホッとした。
労働の後の甘味ほど染み渡るものはない。栗の寒天も美味しい。上京してからは毎年食べているが、赤坂の店舗にはまだ行ったことがない。今度行ってみたいなあと思いつつもうすぐ5年。
東京駅の店舗は和菓子屋さんとは思えないモダンな内装でかっこいいので旅行でいらっしゃる方もぜひ行ってみてほしい。
栗蒸羊羹と「栗ごよみ」と小形羊羹の「新栗」も別の店舗で買った。
栗ごよみは初めて買ったと思う。新栗も栗ごよみも栗の風味がしっかりで美味しかった。そして大好きな栗蒸羊羹を食べると、秋だあ・・・という気持ちになる。
夫に1/3 あげて食べてたんだけど「これだけでお腹いっぱい…」と言っていた。割とずっしりだと思う。もう1回くらい食べたい。ああ、欲張りになる。
銀座 和栗のモンブラン
髪を切りに来ていた。前まで表参道で切ってたけど、色々と諸事情があり美容室を変えて早3ヶ月。今回もいい感じにしてもらえて美容室問題は解決したな…とルンルンでお店を出て、麻婆麺のお店でも行こうかなと思っていたら、みゆき館が目に入った。
新栗入荷しました!的な文章が書かれており「今年も来たか…」と思い吸い込まれた。
ミルクティーと和栗のモンブランを頼んだ。
みゆき館のモンブランは上のモンブランクリーム(マロンクリーム)の部分は濃厚。下の部分にタルトは使ってなくてメレンゲがサクサク。それが食べやすくて美味しい。こういうのって濃厚すぎるとやり過ぎで「あま・・・」ってなるけどちょうどいい。あと割と夜遅くてもやってるのが好きポイント。
実はモンブランしか食べたことがないので他のケーキでおすすめがあればぜひ教えてほしい。
日本橋兜町 いろんなブドウのミルフィーユ
私はこの日早くケーキが食べたくて仕事中もずっとケーキのことを考えていた。定時で帰って日本橋に向かう。あ〜間に合うかなあ、まだあるかなあと。easeのイートイン限定のミルフィーユで新しいのが始まると聞いて、初日にいざ出陣!と決めていたのだった。
easeは日本橋の兜町にある人気のパティスリーなので知ってる方も多いと思う。私はオープンするまでシェフの大山さんのことは存じ上げなかったのだけどInstagramで兜町に新しいお店がオープンすると聞き、プレオープンでムースのケーキを食べてから大ファンである。その度に月に数回ほどケーキを買ってる。以前は職場があの辺りにあったので訪れるたびになんだか懐かしい気持ちが…。
そんなわけでeaseではそれなりにケーキを食べてきたと自負しているんだけど、一番好きなのがイートイン限定のミルフィーユ。
私はこれを初めて食べた時にこの世のものなのか?と美味し過ぎて無心で食べた。こんなにもパイとチョコと苺が共鳴しあい革命を起こすことなんてあるんだ…と。大袈裟だなって言われるけどそれくらい好き。
大体2回目食べるとあの感動はいずこへ?みたいなこともあるので、数日後にまたイチゴのミルフィーユ食べに行ったがやはり2回目も美味し過ぎた。そのシーズンは結局3回食べた。その後に出ていたアメチェのタルトも美味しかったな。
翌年も楽しみにしていたがリニューアルされて、自分好みからは少し遠ざかってしまったけどそれでも結局2回食べた。
そして今年の春はイチゴのミルフィーユをやらなくて、easeに訪れるたびに「イチゴのミルフィーユはいつしますか…?」とお店の方に聞いていた。しつこい客で申し訳なかった。来年はしてくれるのかな…と思っていた矢先に葡萄がきた。
・・・easeのミルフィーユ愛が強過ぎて前置きが長くなっちゃった。そんなこんなでいろんな葡萄のミルフィーユを頼んだ。
まずもうめちゃくちゃパイがザクザク。いうまでもないけどこの見た目、すごく食べにくい。でもこの食べにくいのがとても楽しい。
パフェも崩れるか崩れないかの瀬戸際みたいな状態で食べるのも楽しくないですか?
アイスが溶けてパイと葡萄とチョコと絡めて食べていく。はあ、もう申し訳ないけどうまく言語化できない。今日も美味しかった。。
ただ私はやはりイチゴが一番好きかもしれない。これは好みの問題だ。
大山シェフ、来年は何卒イチゴを・・・と願って。
銀座一丁目 無花果のクレープ・シュゼット
そういえば最近アンリ・シャルパンティエのクレープ・シュゼットを長らく食べていないと思い出した。夏に仕事終わり銀座まで走り、結局ラストオーダーに間に合わず肩を落としてナポレオンパイを買って帰ったことがあった。もちろんナポレオンパイも美味しかったが、大変悔しかった。
それから数ヶ月、そろそろ無花果か…とここ近年ハマっている無花果が始まったと耳にした。行くしかない!
あまり西洋画に学がないんだけど、この絵は何だろう。
アンリ・シャルパンティエといえば兵庫県芦屋市の洋菓子屋さんで、高級感はありつつも、どこの百貨店に行っても大体あるためなんだが親しみを持っている。そして安定した美味しさを届けてくれるので関西人の私は幼少期から大変お世話になってる。都心部の方はどうなんだろう?
私自身は芦屋の本店には行ったことないけど、西宮のお店は行ったことがあった。そちらも大変素敵。上京してからしばらくはサロンが銀座にあると知らなかったので、初めて行った時はアンリが銀座にあるの嬉しい!と喜んだ。
前置きはさておき、カウンターでお店の方が説明しながら作ってくれる。マニュアルはあるっぽいけど人によって慣れている方と緊張されている方で違うので、毎回初めての気持ちで聞いているし、炎が出る前はこちらまで緊張する。炎の写真や動画はインスタグラムなどでよく見かけると思うので割愛する。ぜひお店で「わあ!」って感動してほしい。
クレープとソースを絡めて、フルーツをのせて食べる。シンプルにクレープだけで食べてもいいし、溶けていくアイスとソースが重なってまた味が変わっていくのもいい。書いていてまた食べたくなってきた。
そうそう、クレープシュゼットは季節によってフルーツが違う。
イチゴ、モモ、オレンジ、イチヂク、ナシだったと思う。実は桃だけ食べたことない…来年こそ桃を食べてみたいなあ。
そのあとは鼎泰豊に行き(ヘビーユーザーである)小籠包と海老入りチャーハンを食べた。鼎泰豊って週1は言い過ぎだけど月3は行ってると思う。
そのあとはポメラートのヌードのポップアップを見に六本木へ。ミッドタウンのサントリー美術館に併設してあるお麩のお店でパフェを食べた。
ここのお麩パフェはお手頃なのに大きくて、しかも美味しい。そこまで混んでないし穴場な気がする。休日はどうなんでしょう。
五反田 かぼちゃプリンとコーヒー
月1で五反田に行くのだが、その際にほぼ毎回行ってるお店がある。「トゥジュール デビュテ」さんという喫茶店でマスターが一人でお店を切り盛りされている。
お店全体が暗くて間接照明の灯りがいい。たくさんロイヤルコペンハーゲンの食器が置かれていて、壁にイヤープレートがたくさん飾られている。マスターに聞くと開店してから毎年買ってるんだそう。素敵だ。毎年は買えないが何かの節目に私もイヤープレートを買っておうちに飾りたい…!
さて、いつもガトーショコラかかぼちゃプリンで悩んでしまう。秋だしかぼちゃプリンとブレンドにした。
かぼちゃプリンが口当たりが良くてしっかりかぼちゃの味がする。甘すぎなくて美味しい。コーヒーはあまり得意ではないけど、こちらのは好きで飲む。ただコーヒーの感想ってうまく言えない…。
ちなみにこちらは喫煙可のお店で、最初は喫煙って知らなくて勝手に残念に思ったけど、たまたまなのか時間の問題なのか吸ってる人は少ない気がする。
まだ時間があったので「SAISON bakery&coffee」さんで明日のパンと夜食にいちじくのデニッシュ買った。イートインも良さげだった。
五反田は開拓したいと思いつつ、賑わっていて人混みをうまく避けられず同じところばかり行ってしまうので今後開拓していきたい。
番外編その1 渋皮栗と柿のブリュレパフェ
職場の同期が東京出張だったので久しぶりに会った。新幹線に乗る前に軽く飲みたいと誘われ、楽しく飲んで名残惜しく別れた。あまり食べなかったのでなんだかもう少し食べたい。それに甘いのも食べたいし塩気のあるものも食べたいと思っていたら、ふとロイヤルホストを思い出した。思っていたより距離あるなあと思いつつも気分は完全にロイヤルホストモードだったのでいそいそと向かう。
ロイヤルホストといえば絶対に頼むのがオニオングラタンスープ。
家でもクノールのオニオンスープにフランスパンにチーズ乗せてオーブンでグツグツさせたりするんだけど、こうはならないんだよなあ。パンにじゅわっとスープが沁みていて、チーズと絡まって寸分の狂いもない食べ物だなと思う。とにかく幸せの味。
その後で渋皮栗と柿のブリュレパフェ。
柿はあまり熟してないけどこれは許容内。パリパリのキャラメリゼと合う。ピーカンナッツがいい仕事していて栗のアイスも割と濃厚。食べ進めるとベリーも出てきて甘酸っぱくて飽きない。底は何かなあと思ったら最後にまた栗が…栗とほうじ茶のゼリー。この組み合わせが個人的に一番美味しかった。良い具合にお腹も満たされて満足な1日だった。
番外編その2 市田柿のフロマージュ
職場の先輩にふるさと納税で市田柿のフロマージュが美味しいよとお勧めされたので頼んだ。
柿の甘みとクリーミーなチーズの塩味が最高で、ワインに合う合う合う。その後、先輩に興奮気味で美味しかったことを報告したら先輩は市田柿のミルフィーユをお勧めしてくれていた模様。私の勘違いであった。しかし偶然にも?フロマージュに出会うことができて嬉しい。次はミルフィーユも買ってみる。
他にも色々食べたんだけど、膨大すぎるのでまた今度にしたりインスタにあげたりしようかと思う。気持ち的には週1くらいで投稿したいけど、ネイルも然り自分の熱量に波があるのでどうなることか。また読んでくださると嬉しいです。ではまた。
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