社会人一年目の私へ

#社会人一年目の私へ

というタグがあったので、私も振り返ってみようと思う。

私は「保育士」という職業を選んで就職をしました。

初日から「先生」と呼ばれることに違和感を覚え

「そうか…私先生になってしまったんだ…」と、ヤバイところに来てしまったと心の中で思いました。

同期の中でも恐らく1番出来が悪く、怒られたり注意されたりがめちゃくちゃ多くて

しかも社員寮に暮らし始め初めて実家を出たんですね

心の拠り所がなくて4月は特にメンタル面が辛かったです。

辞めたいとも、実家に帰りたいとも思ってました。園のトイレで泣いたり社員寮で泣いたり…

でもなんとか、なんとか気持ちを繋ぎとめて働いていっていました。

それは多分私以外の4人の同期と優しくしてくれた3人の先輩方が

仕事終わりにご飯に誘ってくれたり

社員寮が同じ同期が、週末遊びに誘ってくれたりと楽しい時間を与えてくれたから繋ぎとめられたかなと思います。

仕事終わり次第渋谷に集まってみんなで一蘭食べたのはいい思い出です(^○^)

今思えば、もう少し感謝の気持ちを沢山伝えておけばよかったなぁ。


私は、大学卒業前に社会人劇団に入っていたので

舞台がある時期は週2回夜に稽古にも通い、

帰ってきたら製作の準備や書類を作成し

合間の時間で台本を覚えという毎日でした。約2.3ケ月の期間ですかね。

運動会の準備も始まりその作り物も多くて

昼間は保育園でダメ出しを何度も食らって作り直して

夜は稽古で思うようにいかず

疲れだけが溜まっていって本当にこの時期は辛かった…日々ボロボロでした。泣きまくりの日々でした。

運動会が先に終わり、その2週間後に舞台本番も無事に終わり

次の日が中学時代からの友人とディズニーシーだったのですが

あまりにも疲れてたのか、座って30分見るビッグバンドビートで寝てしまった記憶があります(笑)

この時期に「このままでは舞台と両立出来ない」と思い

本当にやりたい演技の方が疎かになってなりたい自分と遠ざかるのは嫌だった為

散々そこから悩みましたが

年明けに年度末で正社員を辞めるという決断をしました。

そのことを園長先生に伝えると誰よりも親身になって話を聞いてくれて、その場で泣いてしまったのを覚えています。今思えば、泣きすぎな一年だったなぁ(笑)

最後の日、ママと子ども達に簡単ではありますが手紙を渡しました。

泣いてくれるママさんやプレゼントを下さるママもいて

クラス全員のママから寄せ書きも頂きました。

予想外でビックリして泣いてしまいました。

「うちの子先生のことが大好きだったんですよ、いなくなっちゃうの寂しいんだよ〜って家でも話していて…」というお話もして下さったり

それを聞いてまた泣くというね。

この日に「保育士をやってきて良かった」と、今までやってきたことは誰かの役に立っていたんだと実感できました。

その後は、社員寮には住めないので実家に一度戻り、アルバイトとして系列の保育園で働きました。今はお金貯めて実家を出て、一人暮らししています。

長々となってしまいましたが、振り返ってみて

"今の私"が一年目私に言えるとしたら

「失敗も多いけど、絶対最後は嬉しいことが待ってるから全力でやりなよ。」

かな?(^○^)

元々の夢は保育士ではなかったけれど

保育士の時間は、私の人生においては、自分の視野を大きく広げ、確実にかけがえのない時間だったと思います。

やりたいこと、沢山あるのですが

その1つに働くママの援助をしたい

苦しんでるママに少しでも楽になってもらえるお手伝いがしたい

というのがあるので、それも人生のどこかで叶えていきたいです。


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