⑤ 宗岡第四小学校の具体的なカリキュラム
宗岡第四小学校では、まずは1年生2年生では「国語科と生活科」を、3年生以上では「国語科と総合的な学習の時間」を横断させるカリキュラムを考えました。
これは、生活科(総合的な学習の時間)のそれぞれの単元の目標達成のための言語活動には、国語科のどの単元で学習した「論理的思考」が働けばよいのかを明確にしたものとなります。
以下のリンク先の記事は、宗岡第四小学校の3年生の「国語科と総合的な学習の時間」を横断させたものです。
10月くらいからの「とびだせ!志木市探検隊!」のところを見てください。ここでは「よりよい公園にするため」に皆でいろいろと「考えていく(=『考える』ということは言語活動なのです)」という学習となります。
この「考えていく」という言語活動には、国語科で学習した「すがたをかえる大豆」の構成の工夫を生かしています。この工夫については以下のマガジンで示しましたので参照してください。
『すがたをかえる大豆』で学んだことは、「『おわり』の説得力を高めるためには『なか』を数多くばかりでなく、いろいろなところから持ってくる必要がある」ということになります。
具体的には、「おわり」で「公園には素敵な遊具がたくさんあります(=よりよい公園としてのクラスの考え)」ということを言うために、その根拠を多く、しかも多様に考えていくということになるのです。
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