コロナ後に一番求められる仕事
有料会員になっているNewsPicksのオリジナル記事で「コロナ後、一番求められる仕事」である「ビズネストランスレーター」が興味を引きました。なぜなら、ルーチンワークが6割を超える日本のオフィス業務から、そのルーチンワークを洗い出し、AIやRPAなどのITを使って生産性を上げる分析や橋渡しをする人を「ビズネストランスレーター」と呼びますが、これを今まさに私の会社でも6月1日より開始しているからです。情報システム課は今まで社内業務の自動化や、業務システムの導入を担ってきましたが、あくまで各部署の依頼に基いて「調査」「提案」「計画」「導入」を行うのであって部署の業務分析は行ってきませんでした。この場合、各部署の特定の担当者や責任者に問題点を整理して情報システム課に依頼する能力がある場合のみ生産性の上げるルーツが提供されてきているために、導入部署が非常に偏っていました。この偏りは昨年から情報システム課より上司に提出される自動化プログラム一覧により明らかになってきてはいたのです。それがついにコロナを契機として動く指示が上層部から出たいうことになりました。「ビズネストランスレーター」の仕事は今まであればコンサルの行うようなことですが、この記事では各部門レベルでこの「ビズネストランスレーター」の役割を担う人材の育成をしなければならないように言っています。これはまさに「そのとうり!」なのですね、思わず手を打ちました。大企業と違って中小企業ではこの役割にコンサルを担わせても費用対効果が折り合わず上手くいかないのが、常であったと思います。やはり世の中向かうべきところに向かうのだなと、今の取り組みに裏付けを得たような気持ちです。