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航空不況は改善せず

LCCのジェットスタージャパンが関空-高知、福岡など6航路から撤退との報道が本日入ってきましたが、さもありなんです。私のよく利用するPeachなどの関空ー鹿児島便などのかつて1日4便も就航させていた航路を減便し石垣島などを増便するなどの苦肉に対策を行っています。安定しているように見えるのはスカイマークぐらいでしょうか。10月以降の航空業界が厳しいのは私の個人旅行で考えてみても自明なことで、コロナ前に予約していたPeachの利用が6,7,8月の3回で、3月ごろの計画でした。その後、9月から12月の計画が5月から6月に決まますが、今年はコロナ渦で予約できませんでした。一方、直前の9月になって10月から12月の予約が取れるかというと、勤務する会社の人員が7月から9月にかけて1割減の状態に陥っており、10月からの休暇をとれる状況ではなくなってきています。会社も生き残りをかけて事業転換を行っており、減った人員で増えた業務をこなす必要があるわけですから、飛行機を使うような2泊以上の休暇は計画しにくく、休みは取れて直前から計画出来る自家用車を使った旅行しか行けない状況です。これらは私に起こっていることですが、似たようなことがあちらこちらであるのではないかと想像します。つまり年内どころか来年春までの航空不況は確定であり、その航空機が運んでいた観光客を失う北海道や九州・沖縄などの自家用車で行けない地方の観光収入減も確定であるということです。なんとかしないといけません。

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