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怒涛の勢いで進む変化を感じる

本日、大阪道頓堀近辺に2店舗の閉店による撤収作業に出かけました。滅多に行かない道頓堀を歩くとそこかしこにある巨大なドラックストアとLAOXの空き店舗、「づぼらや」が閉店した跡も「売家」になったままです。店頭では外国人と思われる店員さんがたこ焼きを売ろうと声をあげています。この街のシンボルであった「づぼらや」のふぐちょうちんや「くいだおれ」人形もないので、正直いって私には情緒という「観光資源」はもう残っていないように感じました。うちのように早晩多くの店がこの街から撤退してシャッター街のようになっていく気がしてなりません。社に戻るとダイエーの無人店のニュースを耳にします。コンビニ各社は言う及ばず、スーパー各社も怒涛の無人レジ攻勢に出ています。この変化は非常に激しいように私の眼には映ります。学生がアルバイトをする先として定番だった物販店や飲食店の仕事は急激に消滅しつつあります。銀行の窓口に代表される受付の業務もネットから顧客が直接申し込むようになって消滅しています。これは、日本中で人がサービスを提供していた雇用が急激に失われていると考えることが出来ます。確かに人口減少による人手不足を乗り切る道は外国人の受け入れか、サービスの自動化しかありません。必然ではありますが、今の若い人たちや、70歳まで働かなくてはならなくなった高齢者の雇用が心配です。店舗での雇用が失われて、物流や介護、ネットの仕事が出来るのか、出来るようにするにはどうするべきなのかが、最近の私の関心事です。

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