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なりたい職業ランキング

最近「なりたい職業ランキング」の1位が「会社員」というのを見て驚きました。昭和の子供のなりたい職業の1位は「会社員」ではなかったと思うので、世相を反映しているのでしょうか。そもそも「会社員」は職業なのか疑問なのですが、個人情報の職業欄には会社員という選択肢があるので、一般的には職業なのでしょう。これも日本の場合、会社員は職種を選べず就社していたからのものだと思いますが、令和の世には似つかわしくありません。2003年に出版された村上龍の「13歳のハローワーク」以降、職業は職種で選ぶ時代に突入したと思っておりました。自分自身はプログラマーという職種を最初に働くときから選択し、所属企業は変わっても「プログラマー・SE」という線は40年間変わっておりませんので、この会社員という職業については非常に違和感があります。職業が会社員の方は60歳以降は何を仕事にするんでしょうか。いや、仕事なら何でもしないといけないのでしょうね。そう考えると仕事ってつらいなぁと思えます。だた、職種を選んでそれにかけていても、その職種が時代遅れで必要とされなくなるとどうにもならないので、こっちも辛いところです。
さて、働く側から考えると、60歳以降も社内SEとして働けるのかどうか、悩ましいところです。眼も集中力も衰えますので、指導やマネージメント、コンサルティングに比重を移さざる得ませんが、需要がどこまであるのか個々人の実力とネットワークが試されるということです。
ネットワーク作りは会社員にとって難題ですね。恐らくは退職と同時に無くなってしまう繋がりはネットワークとは言えません。仕事を離れた趣味を含めた繋がりが必要かもと思うのですが、結果はなってみないと判りません。

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