GRIIIx HDF と 夏の南禅寺
8月中旬、手に入れたばかりのGRIIIx HDFをもって南禅寺へ。
ひさしぶりの京都
GRIIIx HDFのシェイクダウンを兼ねて京都に行ってきました。
新しいカメラの慣らしをするなら、やっぱり好きな街で撮るに限ります。時間帯は夕方です。僕の好きな時間帯なのとHDFの効果を味わえると思ったから。
向かった先は南禅寺。なんとなく禅の雰囲気を味わいたくてね。
南禅寺をお写ん歩
このころは夜が涼しくなっていたころで「晩夏かな?」と思いきや、やっぱり暑かったのを覚えてます。その涼しさも一瞬だけでしたし、今年はことさらに暑かったですもんね。
暑さ対策で休憩しつつ、水分とりつつ、でも小さいカメラだから動きやすい。
10年くらい前、めっちゃ小さいと思っていたミラレースカメラよりも小さいカメラなので、GRという存在はやはり特別だと思います。
三門に差し掛かったとき、「よーし、買ったばかりだし、三門に登って撮っちゃうぞ!」と意気込みましたが、到着したのは16時半過ぎの閉門間近。
10分も堪能できないと悟ってあきらめました。
だからこそ、西に傾いた陽の光が出ている間はなるべく撮ろう・いろんな雰囲気を写そうと境内をあっちこっちと歩き回っちゃおうと方針変換。
おかげでよいシェイクダウンになりましたし、よい雰囲気も写せたかなと思います。
ここからはGRIIIx HDFを使ってみた感想を書いていきます。
GRIIIx HDFの所感
僕のGR歴は、GRD4 → GR(初代)→ GRIIIx HDFです。ずっと28mを使っていたので、GRIIIでは40mmをチョイス。
ひさしぶりのGRを使って感じたことはこちら。
40mmの広さは絶妙
SIMGA fpより小さくて軽くて良い
キャラが違いますので比較するものではありませんけどね
荷物が軽くなるのでお出かけしやすい
クロップ&マクロを使うとGXR A12-50mm感覚で使える
今も使っている大好きカメラ
描写が素晴らしい
数年前の他社製APS-Cミラーレスに比べると、ノイズは乗りやすい傾向
そういう味付けなのでしょう
HDFは意図して使うのがベスト
使いどころが良いと、やわらかい雰囲気になるので好き
使いどころを間違えると、大げさな表現になるので注意
28mmのGRほどAFの速さは感じない
GRのようなサクサク感は感じられません(画角が違うからでしょう)
開放で使っていると「自動NDフィルタ付のGRIIIの方がよかったか」なんて思うことも
GRと同じように使うと白飛びします
要は慣れろってことですね
バッテリーのモチは、2~3時間のお散歩なら予備1本あればよさそう
一方、カスタム面で「こうなったらいいな」と思う点は2つ。
Fnボタン設定で割り当てたAELは、押下するごとにLock/Unlockを切り替えられたらうれしい
押下中のみAELが有効になる仕様のようです
Fnボタン設定でフォーカスアシストが割り当てられたらうれしい
老眼で液晶が見づらいときがあって、ピント合わせしたいときにさくっと切り替えられたら便利
イメージコントロールは「ポジフィルム」が好き
撮って出しJPGをすぐ使うことを想定して(RAW現像しなくても)いい感じの色を出したい。
いろいろ試したところ、ポジフィルムの色が好みでしたので標準設定から以下のようにカスタムしています。