
ボージョレ・ヌーヴォー2018
さて解禁日の11月15日、近くのワインショップで「5種類のヌーヴォー&ホイリゲ飲み比べ」というイベントがあるとのことで昼間から。
二子玉川、ワインショップ「nico」さん。小さなお店だけどナチュール中心にかなり面白い品揃えしてます。
まずはホイリゲ。ホイリゲってのはオーストリア、ウィーン近郊の新酒だそうで。「安いけど美味しいワイン」という印象。空輸しちゃうと価格的に難しい感は否めないながら良いワインでした。
新井順子さんのシャルドネ・ヌーヴォー。さすが憎い線を狙ってきます。美味しい。
ロミュアルド・ヴァロのヴィラージュ・ヌーヴォー。これがね、美味しかった。ヌーヴォー独特の花のようなバナナのような香りとかぜんぜんなくて、しっかりとしたナチュールに仕上がってる。マセラシオン・カルボニックのあと樽熟成させて、ノンコラージュ、ノンフィルター、SO2無添加ですと。
ルー・デュモン、仲田さんのヌーヴォー。飲んだ中ではいちばんヌーヴォーらしいものだったとは思うけど、それでもヌーヴォー独特の香りはあまり感じられず、普通にワインとして美味しい。
テール・ドレという造り手のヌーヴォー。今年日本初輸入とのことなのだけど、これがなんとマセラシオン・カルボニックはせずに天然酵母で長期熟成を行う独自のヌーヴォーなんですと。もはやヌーヴォーとは何ぞや?って気もするわけですが。しかしこれがいちばん美味しかった。
以上、かなり尖ったワインばかりのラインアップではあるんでしょうが、なんかヌーヴォーの造り方自体が変わってきたのかなという印象。味わいはおそらく造り方による部分が大きくて2018年の葡萄の出来なんてわかりませんでしたが、聞くところによると16、17に比べて良い年のようっすよww