見出し画像

バースデイきっぷで四国巡回(実践編)

これまでのまとめ

6月のとある金曜日が休日になったことを受け、バースデイきっぷを使った四国巡回を計画。直前で計画の漏れに気付いてバタバタしたが、どうにか計画を作成

初日(2023年6月9日 金曜)

使用きっぷ:バースデイきっぷ(JR四国 自由席用;1日目)、ALL IYOTETSU 1Day Pass(モバイル版)
出発地:自宅(川崎市多摩区)
到着地:香川県琴平町

羽田発松山行きANA583便B787。0715-03ドアクローズ、0715起動、0729離陸。0842着陸、0844停止、0845+01ドアオープン。
0855+07松山空港リムジンバス道後温泉駅前行き伊予鉄バス0919+06松山市駅着。アプリで買っておいたALL IYOTETSU 1Day Passがリムジンバスにも有効。このリムジンバス、なぜ発車が遅れたのか不明だが、辛うじて予定の郡中港行きに間に合った。
0930郡中港行き3000系3両0954+02着。

伊予鉄車両は、愛媛名産ミカンをイメージしてか、電車・バスともミカン色

0959折り返し松山市行き1023着。
1030高浜行き同編成。「東京ラブストーリー」のロケ地、梅津寺駅の柵には今日もハンカチが何枚も結ばれていた。前から思っているのだが、あの話の何にあやかってここにハンカチを結んでいるのだろう。1051着。

梅津寺駅高浜行きホーム
赤名リカ(演・鈴木保奈美)が「バイバイ」って書いたハンカチを結んだ柵
海をバックにハンカチが揺れる画は美しいが、こっちのホームから乗っても次が終点

1058折り返し横河原行き1151着。
1159折り返し高浜行き1228松山市着。
松山市駅1238 6系統本町六丁目行き2102号車ワンマン単行。

松山市駅電停の6系統(本町六丁目行き)の時刻表
日中、2時間以上の空白時間が2回

本町一丁目電停ホームの上下の離れっぷりが興味深い。昔の本町一丁目(当時・西堀端)~本町六丁目間ピストン輸送だった時を思い出しながら。1251着。
1252 2系統松山市駅行き2109号車ワンマン単行1300JR松山駅前着。
1311 5系統道後温泉行き54号車ワンマン単行1336+01着。

伊予鉄名物俳句ポスト

1348+01 3系統松山市駅行き5007号車ワンマン単行1353+02上一万着。
1401 2系統松山市駅行き5009号車ワンマン単行1429-02南堀端着。
1433 5系統道後温泉行き5008号車ワンマン単行1435-01市役所前着。
1441 1系統松山市駅行き2105号車ワンマン単行1446-02着。
1450折り返し1系統松山市駅行き1459JR松山駅前着。昼食。
1528特急いしづち24号・しおかぜ24号高松・岡山行き8600系2両+5両。宇多津で前2両(6号車と8号車)のいしづち24号切り離し。1749+01児島着。
1806快速マリンライナー51号高松行き5000系3両+223系5000番台2両1823坂出着。
1829普通琴平行き7200系2両1833宇多津着。
1836特急いしづち26号高松行き8000系3両1854着。夕食調達。
1917特急うずしお27号徳島行き2700系2両1933志度着。

日没。志度から南の高徳線は明日。

1946普通高松行き1500系2両ワンマン2019着。
2022普通琴平行き7200系2両ワンマン2132着。投宿。

この日の乗車路線

  • 伊予鉄道 郡中線・高浜線・横河原線

  • 伊予鉄道市内線全線

    • 本町線(6系統の本町一丁目~本町六丁目)は平日のみ運行

    • 南堀端の各方向とも乗車

  • 予讃線 高松~松山

  • 本四備讃線 児島~宇多津

    • 児島~坂出直通の連絡線も乗車

  • 高徳線 高松~志度

土讃線 多度津~琴平は夜間乗車なのでノーカウント。

2023/6/9の行程

計画との差異

なし。

2日目(2023年6月10日 土曜)

出発地:香川県仲多度郡琴平町
到着地:高知県安芸郡奈半利町
使用するきっぷ:バースデイきっぷ(JR四国 自由席用;2日目)、ことでん1日フリーきっぷ他

0740チェックアウト。琴電琴平駅で1日フリーきっぷ購入。

琴電琴平駅
ことでん1日フリーきっぷ

琴電琴平発0812高松築港行き1200形2両0913着。
0919長尾行き1300形2両ワンマン1001着。
1007折り返し高松築港行き1042着。
1052琴電志度行き600形2両ワンマン1114八栗着。
レンタサイクルを借りて八栗登山口駅へ。貸出処理の最後に『12:02-13:02は休み時間で不在』との衝撃情報。八栗発1250までに戻れば良いので余裕と思っていたのに、急に慌ただしくなる。サドルの高さ合わせの間も惜しみ1120出発。登り坂を必死に(電動アシストの力で)漕ぎ上がり、どうにか1126八栗登山口駅着。僅か6分で膝がガクガク。八栗登山口発1130八栗山上行き1号搬器1134着。

八栗山上駅出口から


1145折り返し八栗登山口行き1149着。自転車で1155八栗駅到着。無事返却完了。
八栗発1202琴電志度行き600形2両ワンマン1219-01着。志度駅に移動。昼食。かつては『かまど』しかなかったはずだが、ローソン、ガストなどが出来て腹ごしらえには苦労しない。今回はローソン隣のセルフうどん屋に。

志度駅(琴電志度駅側から)
左に「かまど」、右に「ローソン」

1327特急うずしお15号徳島行き2700系2両1416着。
1443普通阿波池田行き1500系2両ワンマン。後ろ1両は締切。1642着。
1644普通高知行き1000系ワンマン単行1833後免着。
1838各駅停車奈半利行き9640-11ワンマン単行。

安芸で日没、暗転。

1950着。投宿。夕食。
3日目は太平洋岸一帯で大雨の予報。昼頃確認した奈半利町の予報は「大雨・嵐」

この日の乗車路線

  • 高松琴平電鉄 琴平線・長尾線・志度線

  • 四国ケーブル

  • 高徳線 志度~徳島

  • 徳島線全線

  • 土讃線 佃~後免

  • ごめん・なはり線 後免~安芸

    • 安芸以東は暗転後なのでノーカウント。翌日乗車予定。

2023/6/10タイムライン
2023/6/10 東讃地域タイムライン

計画との差異

なし。

3日目(2023年6月11日 日曜)

出発地:高知県安芸郡奈半利町
到着地:自宅(川崎市多摩区 小田急沿線)
使用きっぷ:バースデイきっぷ(JR四国 自由席用;3日目)、電車一日乗車券(とさでん交通 全線乗り放題;モバイル版)

0520起床。多少緩和されたとは言え大雨の予報もあったし、早く目が覚めたので、予定を約100分前倒しして始発で出発することにした。0535チェックアウト。奈半利発0553普通高知行き9640-9ワンマン単行0700後免町着。
最新の予報では、大雨は高知県西部を避けそう。この先急げば、窪川までの行程は112分早められるが、乗れる予土線列車は同じ。先日気付いたとさでんの連絡線を可能な範囲で乗り潰すことにする。

はりまや交差点周辺の連絡線

とさでん交通の要衝・はりまや橋電停のある「はりまや交差点」は、東西に走る後免線・伊野線と桟橋線が十字に交差するだけでなく、路線間をつなぐ連絡線が4象限すべてにある。
桟橋線高知駅前方面(北側)と伊野線との直通は平日しかない(後免線との直通はない)ので、桟橋車庫前方面との直通列車の乗り継ぎプランを検討。はりまや橋電停到着予定が7:47。桟橋線の往復も済ませたうえで、遅くともはりまや橋10:28発の伊野行きに乗らなければならないことを考えると、乗れる列車は以下のとおり:

  • 南→西:梅ノ辻発8:39 鏡川橋行き

  • 西→南:堀詰発9:12, 9:37, 10:07, 10:15 桟橋車庫前行き

  • 東→南:デンテツターミナルビル前発 8:41, 8:49, 9:34, 9:54 桟橋車庫前行き 

便宜上、はりまや橋の隣の電停の時刻を記載したが、はりまや橋電停は連絡線との分岐点手前にあるので、東→南以外ははりまや橋電停から乗れば連絡線に乗れる。
北~西以外の連絡線は単線なので、必要に応じ逆走して右折するのかと思っていたが、『右折はせず、左折後渡り線を渡って方向転換』との情報を見つけた。ということは、西→南の列車なら、西~北の連絡線に乗れるということになる。

はりまや交差点周辺概略図(上が北)
赤線は、西から来て南(桟橋車庫前)に行く列車の通るルート


列車がすべてダイヤどおりに来るとすれば、だが、絶妙なプランが出来た:
はりまや橋 7:55(桟橋線)8:01 高知駅前 8:06(桟橋線) 8:24 桟橋通五丁目 8:26(桟橋線)8:36 梅ノ辻 8:39(桟橋線・連絡線)8:42 はりまや橋 8:45(後免線)8:46 デンテツターミナルビル前 8:49(連絡線)8:50 はりまや橋 9:05(伊野線)9:07 堀詰 9:12(伊野線・連絡線)9:20 はりまや橋
北~東以外の全ての連絡線(細かく言うと、西→北は乗れても北→西は乗れないが)に乗れる。ただ、この時は、一番早くはりまや交差点を通過する列車に次々乗ることしか考えておらず、梅ノ辻8:39発を逃すと次が無い、ということにはまだ気づいていない。

ここから先は

2,550字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?