シェア
013 いつもどおり、という迷路に 迷い込んでしばらくたった 戻るときしずかに歪む日常のどこでわたしは暮らすのだろう
012 浮かない日々が 当たり前にならないように 憂鬱を体温として受け入れて 友よ あなたの未来が見たい
011 伝えたいことは まっすぐに伝えると決めたんだ 心に心を打ちつけるようにノックしてあなたに教えたい空がある
009 時計の音が響いていた 言葉が邪魔になるときもあるんだ 蜃気楼 あなたの息の気だるさが狂わせている針のあること
008 その景色を伝えたいと思うのは ひとつの愛のカタチ、かもね さみどりのぬるい木陰に風は来て会いたい人に会わねばな、夏
007 こころの在り処を 探す日々でした 脇役としての暮らしに飽きてきてその日、少女は窓をひらいた