【無料】シロガネBSが変態すぎるので初心者用財宝ロイヤル指南書が必要だと感じた【Free】
内容に不備があれば連絡ください。即刻修正します。こんなビッグモーターみたいなセリフを言わされちまったよ…トホホ
もし読んでみていい感じだなと思ったら是非いいね!スキ!をください。よろしくお願いします。
たけしさん、ふわがしさんに添削・スクショ提供していただきました。ありがとうございます。
✅財宝ロイヤルについて
サンプルデッキレシピ
マリガン
共通単キープ:《海原の斥候》《刃の盗賊》《潮流の砲手》《愚直なる研磨・トニー》《大海の征服者・ロジャー》
セットキープ:《荒波の副船長》
対面ごとの単キープ
対エルフ先攻:《ラブロマンスレディ》
対ロイヤル後攻:《荒波の副船長》
対ドラゴン:《荒波の副船長》
対ビショップ:《千金武装の大参謀》 など
(しかし例えば筆者は刃の盗賊、ペンギンモンク、ロジャーの並びなら全キープします。厳密にこのキープを守ろうとしなくて大丈夫です。あくまでも目安として見てください。)
デッキの方針
タイプ「財宝」を持つカードを融合、またはプレイした枚数(以降財宝カウントと呼称)が7以上でプレイすると強化されるカードを軸としたデッキです。もちろん後述する例外もありますが、タイプ「八獄」を持つ《海原の斥候》(以下《斥候》)をはじめとした財宝カウント7達成時に《戦慄の海賊旗》(以下《旗》)を回収し、大きなダメージを与える事がデッキのコンセプトであるため、まずはこれを目指しましょう。もちろん、《斥候》や《荒波の副船長》(以下《副船長》)といった、序中盤に大きな活躍が見込めるカードを適宜使用する事も大切ですが、慣れてきたら、《旗》を回収できるフォロワー以外を軸に財宝カウントを進めてみましょう。普段つなぎとして使用している《副船長》なども、《旗》を回収する役割が持てたりします。
能動的に財宝カードを1枚で2枚以上回収できるのは、《ペンギンモンク》、《大海の征服者・ロジャー》(以下《ロジャー》)、《副船長》です。前者2つは進化を切ることでどちらも2コストで2枚回収できる破格のカードとなります。後述の通り《ロジャー》に大きく依存しているこのデッキですが、筆者はこの財宝を2枚回収する能力も依存の原因になっているような気がしています。《副船長》は財宝カードを使用する度にラストワードで財宝カードを回収するトークンフォロワーを盤面に出す能力があります。よって、PPかあて先が尽きるまで自身が呼び出すトークンフォロワー《キャノンクルー》のラストワードで財宝トークン《黄金の靴》を回収する事ができ、1枚で多くの財宝カウントを進める事が出来る優秀なカードです。これらを軸に財宝カウントを進めていきましょう。
《荒波の副船長》
《海原の斥候》
リーサルの取り方
このデッキの性質上《旗》を事前に回収したり、必要なカードを探したりなどといった1ターン以上前からの準備が必要となっています。
よって、デッキとしてよく出る打点の把握は必須と言っていいでしょう。
何度か名前が出ている《旗》は、1コスト3点のスペルです。タイプ「財宝」を持っているため、《ロジャー》を進化できていればなんとそのターンに1枚目の場合実質0コストで打つことができます。
大前提として、このデッキで一番打点効率のいいカードは《旗》の1コスト3点。そして、デッキの中に一番多く入っているという特徴もあります。よって、これを軸にリーサルを見据えてゲームを進めるのが良いでしょう。
一般的に、財宝ロイヤルが目指すべきと言われているリーサルは、始動時PP7、財宝カウント7《ロジャー》進化時効果付与済、エンハンス7《出航の咎人・バルバロス》(以下《バルバロス》)、《潮流の砲手》(以下《砲手 》)、《旗》2枚の計17点。3点足りない分は事前にダメージを与えておきます。
もちろん世の中には体力を常に20に保ってくる人もいるので、そういう相手に対しては前述の《副船長》進化時効果で《海賊旗》のコストを0にしておくなどといった対策が有効になります。
《砲手》が2枚と回収済みの《海賊旗》が2枚ある場合、ロジャー下7PPで22点出る事も覚えておきましょう。これもよく出ます。副船長で《旗》のコストを下げていたら《ロジャー》が無くても7ターン目に20点出せるなどがあり、ミラーなどで一方的にロジャーを欠損し打つ手がなくなってきたら手札に《砲手》が1枚しかなくてもそれを狙いましょう。
《千金武装の大参謀》(以下《大参謀》)と《ラブロマンスレディ》を使った特殊なリーサルなどもありますが、基本的には《砲手》によって打点が増強された《旗》を使用しリーサルを取る事が多いです。打点の出方がかなり多彩であり、アドリブが求められる性質上全て網羅するのは難しいですが、やはり《旗》となにを組み合わせたら強いかを感覚的に理解できるまで回すのが楽だと思います。また、プロの配信を見るなどといった座学も参考になります。チャンネル登録忘れてたおすすめの配信は貼っておきますので、是非時間がある時など見てください。
《潮流の砲手》
《出航の咎人・バルバロス》
確定枠リスト
筆者の考える確定枠がこちらです。もちろん、便宜上確定枠と言っていますが、何があってもこれは全部入れろ!というわけではないです。柔軟に考える事も大切なので、参考程度に考えてくださると幸いです。
確定枠カード解説
《八獄フォロワー》
このデッキのコンセプトカードたち。全部3じゃないならこのデッキを使う必要がない。というとかなり言葉足らずであるが、それぞれがそれぞれにしか出来ない効果を持っていたり、《旗》や財宝カードを回収出来るカードは後述の指揮官カードである《大参謀》を除き全部入れたいので3確定。ちなみに細かい枚数が弄られがちなこのデッキであるが、JCGのデータによると八獄フォロワーは1枚も抜けていなかったらしい。
《刃の盗賊》
1枚で2枚以上の財宝を回収出来る可能性がある1コストのフォロワーです。スタッツが高いので序盤のテンポを取る時などかなり強いです。特にミラーでは1ターン目にこれをおけているかで勝負に大きな影響が出ます。連携7達成後は自動的に突進がつく他、《ロジャー》などから回収出来る《黄金の靴》との相性も良く、見た目より腐りにくいことから3枚入れるのがデフォルトかなと思います。基本的には相手の盤面と交戦して《黄金の小剣》を回収するカードだと考えるといいです。
《ラブロマンスレディ》
コスト1でスタッツが高く、出しても手札が減らない。連携10を達成すると、1コスト2点というぶっ壊れカードと化す。《大参謀》と組み合わせると相手の体力を多めに削りながら自分の体力を戻すことが出来るというコンボ?もある。守護としての運用も出来る万能。《気高き落涙》と合わせてバフドラゴンをロックして止めるなども可能。
《部隊の投入》
デッキからロイヤルフォロワーを2枚もサーチすることが出来る。確定枠で言えば唯一のトークンではないスペルカード。これが何を意味するかと言えば、先1《刃の盗賊》、先2《ラブロマンスレディ》などをする時に先3《大参謀》をする予定があるなら4ターン目の自動進化を狙うために温存するケースがあるということ。ただし、《ロジャー》や《大参謀》が見えていないなら適当に打ってよい。ここで注意だが、財宝カードはあまり捨てないようにしよう。それを捨てても財宝カウント7達成できる状態なら良いが、デッキ内の財宝カードは正直いって足りていないため、基本は大事にしましょう。後述の《愚直なる研磨・トニー》、《気高き落涙》、《ミカエル》や《漆黒の使徒》、《ツインシスターアスカ&シオリ》、《ラブロマンスレディ》から回収した《プリンセスジュリエット》《ロードジェネラル・ロミオ》など、状況によって弱いカードを捨てるのが理想的。このデッキの枚数配分が割れていたのはこのカードが柔軟すぎるためと言われている。Shadowverseのみならず、多くのカードゲームの多くのデッキではドローソースを破棄してはいけないという傾向があるが、このデッキの《部隊の投入》は2枚目の《投入》を捨てたり、《ロジャー》などを上手く手札に引きこめている場合などは後述の《愚直なる研磨・トニー》を破棄し《斥候》《砲手》や《副船長》などを引きに行くことが多い。ほしいカードがなにかを考えながら打つかどうか検討しよう。
《愚直なる研磨・トニー》
スタッツが低く、序盤にテンポを取られやすくなってしまうが、このデッキの核となる《バルバロス》や《ロジャー》、《大参謀》などにアクセスできるため採用されている。ほかの弱いカードと一緒に重なると《部隊の投入》を持ってしても消化しきれなくなるため、採用枚数については慎重になりたいところ。
《ペンギンモンク》
自負するは"強さ"。繰り出されるパンチ、もとい"ペンチ"は全てを破壊する。兵器ンモンクと恐れられていたことがある。序盤のPP埋めとしても優秀ですが、温存しておき後から進化で財宝を2枚回収しながら小剣と首飾りを駆使して盤面を処理するのがとても強い。僅かに《ロジャー》には及ばないが、彼もまた王の資質を持つ存在なのだ。なお、進化時の《黄金の首飾り》回収が強く、相手目線では無視しにくいことが多い。
《極彩の美剣士》
なにもなくてもファンファーレで1枚ドローできる。さらに連携10ならEPを回復。《ラブロマンスレディ》や《副船長》が絡んでいる試合であれば連携20達成も夢ではない。《海賊旗》欠損時のリーサルパーツになる。バフドラゴンに対して潜伏でロック択をとったり、秘術ウィッチに対して守護で自分の体力を守ったり、進化ヴァンパイアの《シグナ》やエルヴィーラビショップの《諜報員》などの潜伏に対する抑止力になっている。こう見えてかなり活躍の場が多い。
《千金武装の大参謀》
効果がとても長いですが、ゆっくり読んでみれば結構単純。スペルをプレイしたら自動進化して、進化後はスペルをプレイする度に特定の効果が順番に働く。ファンファーレに関してですが、基本的には《商人の鑑定》をチョイスします。《麗しき美技》や《二刀流》も強力なカードではありますが、取得するのは稀です。連携10で使用するのがポピュラーですが、先攻3ターン目にこれを置き《麗しき美技》を回収しておくことで勝ちやすくなる対面が存在しています。後述の対面知識の所で詳しく解説します。筆者は《ラブロマンスレディ》と相性がいいと思っていて、体力を戻しながら相手の体力を削り、財宝カウントをかせぎつつ盤面をそこそこ強くできるというのがかなりデッキコンセプトとあっていると思います。防御用カードっぽく見えて実は攻撃にも使える面白いカードですね。
《大海の征服者・ロジャー》
これもゆっくり読めば案外単純な事しか書いてないので意外と理解は簡単。《副船長》が呼び出すトークンフォロワー《キャノンクルー》を1体出し、自分が財宝カードをプレイする時そのターン中に1枚目ならPPを1回復、2枚目なら相手のリーダーに2ダメージ。かなり強いですね。
強すぎるがあまり、《ロジャー》に大きく依存してしまっているという問題点が財宝ロイヤルには存在しています。実は欠損してても結構勝つので、あきらめないのが肝心です。RAGEでも試合の半数はロジャー欠損だったのですが、対面知識によって結構補えることが多かったです。ただし、ミラーは先攻側が一方的に全部持ってると後攻側は何もできないのでその場合は筆者もリタイアしています。
自由枠リスト
自由枠解説
《ミカエル》
ターン開始時までに連携10を達成していれば、デッキから場に出てきて自分のリーダーの体力を2回復してくれる。突進がついているので、盤面の処理に貢献してくれる。引いてしまうと2コスト3/1突進という局所的に強い程度のカードになってしまうが、《部隊の投入》で破棄するというリカバリも可能だが、引いたせいで体力が戻らなくなって負けることはあります。
採用していなければ引いた引かないの話もないので、採用した方がいいかな、とは思います。抜きという話も一時期出ていましたが、最終的にはみんな入れてますね。
《漆黒の使徒》
突進を持つ2/2/2のニュートラルフォロワー
進化時効果でバフされている相手のフォロワーを全て破壊する。シンプルな効果。相手のバフドラゴンやエルヴィーラビショップの上振れ盤面に対しこちらが回答を持っていないと詰むので採用されている事がある感じ。前述の通り、《ペンギンモンク》、《副船長》、《ロジャー》などの進化で財宝カウントを大きく進めるカードを使用できなくなってしまうのでテンポロスしている。なので緊急回避用というか、これを出したら勝つわけではないのであくまでも頼るべきではないといった感じ。筆者は2/2/2突進を少し評価しているのでそんなに嫌いではない。しかし採用するなら1枚がいいかな…。
《クノイチエッグ》
相手のクラスを選ばない潜伏。《黄金の首飾り》を打つ対象として使用したり、《バルバロス》《砲手》《旗》×2で17点なので、進化置きしてある《クノイチエッグ》4点で21点出す、などがある。
ただし、競技シーンでは滅多に見ないので選択肢としてあり得るかな程度。たまに脳裏にチラつく。
《マギウィッパー》
驚異の2コスト6点を見込める。これは《旗》2枚に匹敵する火力であり、事前準備無し単体で出せる最大打点。個人的には《旗》欠損時に勝てるカードが好きなので採用したいところだが、現在秘術ウィッチやバフドラゴンといった盤面形成が得意なアーキタイプが流行っており、かなしいが向かい風。採用するなら1枚かな。
《愚直なる研磨・トニー》(3枚目)
前述の通りスタッツが貧弱で少し重いため、積みすぎると手札が凄い事になってしまう。3枚入れるとキープしにくいし、やっぱり2枚にしたいと筆者は思います。
《極彩の美剣士》(3枚目)
《トニー》3枚目と選択。進化時効果が強力で、《砲手》《旗》1枚分の打点を出すことが出来るため終盤でも腐らない。《砲手》《旗》4枚で16点なので、ロジャー欠損で旗が足りない場合も大活躍。《ロジャー》下なら連携20未達成でもリーサルに寄与するため、とても助かります。よって筆者は3枚入れています。
《気高き落涙》
自由枠の中で唯一3枚入れたいと思えるポテンシャルがある。事前に守護を置いたうえでの後攻4ターン目《ロジャー》《気高き落涙》はミラーを捲る方法としてかなり有力です。攻撃力が1で守護を持つ《シールドガーディアン》は相手の盤面をロックする時などにも活躍します。体力を戻し安全に《旗》を抱えたり、連携を稼ぐという事ができます。なお、先3《大参謀》の後に打つと地獄が始まります。秘術ウィッチに対しては体力を戻しつつ《ギガンティックサモン》から出てくる《ジェネシスドラゴン》を自分のリーダーに通さない、回復して後述の頻出リーサルを避けるなどの素晴らしい活躍をしてくれます。
役割がはっきりしていて少なくとも2枚は入れたいカード。
《気鋭の一蹴》《気鋭の猛蹴》
ORS期に初めて登場したキーワード能力「融合変身」を持つ。ナーフされて多投しにくくなったが、序盤のテンポを取るために普通に使ったり、連携10を達成し自分の盤面を開けたり、手札が溢れる時は空融合したりなど、器用に使えるカード。財宝ロイヤルに慣れないうちはこれを入れて回すのもあり。採用する場合は1枚から2枚。
《ツインシスター・アスカ&シオリ》
シャドラボさんが出していたデータでは《ツインシスター・アスカ&シオリ》を採用している財宝ロイヤルの方が勝率が高かったそうです。
実際、《ロジャー》は6ターン目までに引ければ体力さえある場合間に合うので、後攻なら体力を戻しながら《ロジャー》を探しに行けるこのカードは強力でしょう。筆者は2枚入れています。3枚採用する場合もあるそうです。
問題点としては先攻にたくさん引いたら弱いというところでしょう。その場合《部隊の投入》で捨てます
☑対面知識
極力簡潔かつ要所が分かるように書きたいと思います。
相性・有利不利
カステルエルフ 微有利
八獄エルフ 不利
財宝ロイヤル 五分
秘術ウィッチ 微有利
バフドラゴン 五分
葬送ネクロマンサー 五分
進化ヴァンパイア 有利
復讐狂乱ヴァンパイア 五分
エルヴィーラビショップ 微有利
機械ネメシス 有利
(正確ではない可能性がありますが、筆者が使っている感じこうかなと思います。)
🟢エルフ
カステルエルフ
八獄エルフ
🟡ロイヤル
財宝ロイヤル
🔵ウィッチ
秘術ウィッチ
チェスウィッチ
🟠ドラゴン
バフドラゴン
🟣ネクロマンサー
葬送ネクロマンサー
🔴ヴァンパイア
進化ヴァンパイア
復讐狂乱ヴァンパイア
⚪ビショップ
エルヴィーラビショップ
🔵ネメシス
機械ネメシス
終わりに
ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。飛ばし飛ばし読んでくれた方ももちろんありがとうございます。質問、ご意見などはいつでも受け付けておりますので、是非是非コメントなどで頂ければなと思います。(一部リストがおかしい気がするので有識者助けてという感じもある)
シャドウバースは運ゲーだ先攻ゲーだという人も多くいらっしゃりますが、それを踏まえても努力で差がつく本当に面白いゲームだと思います。
奥が深くやればやるだけ楽しいゲームなので、ぜひともたくさんプレイしていただきたいです。あととてもいいねしてほしいです。
気が向いたら追記します。財宝ロイヤルは難しいデッキだと思うので、初心者のうちは無限にミスをすると思いますが、それを減らすのがまた楽しいのでめげずに頑張ってください。
死ぬほどエッチな話
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