救われぬものに救いの手を、
こんにちは!あたつなひかこです。
凪原涼菜さんのソロライブが迫って参りました!とてもワクワクしています。僕が初めて涼菜さんの歌を聞いてからほぼ一年となりました。涼菜さんのアンインストールを聞いた時の衝撃を今でも覚えています。
それまでは「カバーって意味あるの?本家があるからいいじゃん、」って思っていましたがその考えがガラリと変わった瞬間でした。これを救済と言うには大袈裟がすぎますが自分の価値観が大きく変わったことには間違いありません。
私はオケアノスに向かう道すがら涼菜さんが歌う3つの曲に想いを馳せた
アンインストール 〜無数の塵の一つ〜
鬱アニメとして知られる「ぼくらの」の曲。
並行世界の人たちと戦って生き残らなければいけない。でも戦った人は絶対に死ぬ。戦わなければ自分も含めたその世界の人が死ぬ。自分を犠牲にして勝っても並行世界が失くなる。
戦っても戦わなくても絶対に誰かが死ぬ。そんな救いがない物語のテーマソングであるアンインストールは登場人物の悲痛な胸の内の叫びのようです。
石川智晶さんの鎮魂のような歌
生き残りたい、生きた証を残したい、生きるってどう言うことなのかを問いただすよな涼菜さんの歌
空は高く風は歌う 〜どうして届かない光だけが〜
どんな願いも叶える聖杯を求めて殺し合いをする。
主人公は一人でも多く救えるようにと人を殺し続けてきた
聖杯を手に入れて、もう誰も傷つかないようにと願った
自分の家族までも犠牲にした
でも聖杯を手に入れた先には絶望しかなかった
唯一救えた少年はその後のシリーズの中で自分と同じ人殺しの道を歩むことになった
主人公は確かに沢山のものを救ってきたのだろう
でも一番大切にしたかったもの、愛したものを全て失った
このMVでは涼菜さんの表情が見えないシーンが多かった
でも歌を聞くだけでどんな表情をしているか想像できてしまう、どうしてこの世界にはこんなにも救いがないのかと、だから少しでも救われて欲しいという祈りが
雲透きの詩 〜変わる 光 進む 心 君と 共に 歩んでいく〜
凪原涼菜という一人の女の子の物語
2:14を境に雰囲気がガラッと変わる
前半はピアノとギター中心
後半でヴァイオリンの旋律が加わり、涼菜さんの歌声、コーラスとの調和が神秘的な雰囲気を作り出す
福音、雲透き、それは涼菜さんのテーマである救済そのもの
この救いは天津風にのってどこまでも遠くへ
井戸は深く光は届かない、でも歌声は聞こえた