AMX4.2バージョンアップ説明補足
ゴゴジャンで販売中のアノマリーEA、AMXについて、2023年10月に行われたアップデートの補足説明記事です。
1.バージョンによるパフォーマンス差(2023年10月)
旧ロジックのバージョン3.2と、10月にアップデートした新ロジックのバージョン4.2を、REALTRADEで確認できるようにしました。
計測同時期の23日からで比較しますと、
旧バージョン:-200.4pips
新バージョン:-119.4pips
となりました。
新バージョンは特に、31日はショートでトレードをしないように変更しましたので、その分がちょうど機能したと言えます。
本来はマイナスでは喜べないところですが、前回高値150円付近の大きな節目で不安定な相場ということもあり、このような結果となりました。
2.ロジックアップデートについて
10月のアップデートでは、AMXでは初めてとなる、ロジックアップデートでした。
出品後にロジックアップデートを行うのを疑問視される方がおりますので、念のため解説いたします。
初期のロジックでは、ショートで設計上の不満足がずっとありました。
中旬ロジックが機能していない問題、下旬もフィルターが噛み合っていないなど。
今年に入って1月2月に大きなドローダウンとなり、ご購入直後に稼働離脱される方が急増し、改善策を模索しておりました。
その後数ヶ月が過ぎ、新しくフィルターを入れられる余地を発見し、さらに別のロジックを加えられるなど、改善の目処が立ち、この度のアップデートとなりました。
出品プラットフォームの規約は遵守していますので、法的には問題ないと認識しています。
さすがに、開発段階でのロジックの頻繁な改良を、出品後に何度も行うとなると、バックテストや、それまでのフォワードがリセットされることになり、ご利用者様に迷惑となります。
今回も、新たに別で出品か迷いましたが、ご購入直後に離脱される方も多かったことから、アップデートで、両バージョンを使えるような形で対応させていただきました。
3.業者間の成績差対策
以前から当方の制作するEAではこの問題がありました。
さまざまな原因がある中、今回は約定力の向上で、業者間の差を軽減する対応ができました。
他のEAでの約定力比較が下図です(当社比)。
こちらの新注文方式は、バージョン3.2以降から導入しております。
もし、公開フォワードと差が大きいなど気になる方は、3.2以降にバージョンを取り替えてご利用くださいませ。
ただし、軽減レベルです。業者間の成績差はPCや通信環境等にも大きく依存し、EA側では完全にコントロールはできませんので、ご理解をお願い致します。
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