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誰が「読解力」を与えてくれるのか


何かを「読めている」という感覚を持ったことがなく,高校入試でも大学入試でも「得点できる」というだけで文章を「読んで理解した」手応えを感じたことがない。大学時代には卒業論文を書くのに必要な程度は文献を読んだはずだが,果たして内容を理解していたのかと問われると非常に怪しい。

「読解力」とはそもそも何なのかがよくわからない。「現代文」の学参を何冊も読んでみたが,(あー,はいはい。このやり方をすれば問題は解けますね。あなたが選んだ問題に限りますが)と感じてしまうか,(そうやって読めばきっと「読解」できるし試験の点数も取れるのだろうけど,自分ではできるようになる気がしないなあ…)と寂しくなるか,どちらかである。

たぶん後者で勉強していけばいいのだろうが,独習はしんどいな。それが現時点での率直な感想である。有料部分には私が読んだ(読み通したとは言っていない)中で「後者」だと感じている学参を紹介しておく。

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