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忙しい社会人が英語をやり直す最短ルート(2週間完成)

「中学英語ならある程度覚えている人」が「辞書があればやさしめの英字新聞が読めるようになる」ための記事です。

(1)英文法入門10題ドリル(駿台文庫)

ここ数年,『英文法基礎10題ドリル』と合わせて全国の中学・高校で学校採用されている優れた入門書です(東大合格者数上位10校のうち複数校で採用されています)。日本語と英語の大きな違いのひとつに「語順」がありますが,このシリーズはその「語順」に慣れ親しめるように整序問題(並べかえ問題)を中心に構成されています。

まずはこちらのドリルを解くことで(ああ,英語ってこんな感じだったな…)と中学で習ったことを思い出しつつ,高校初級程度の英文法をインプットしてください。1週間で終わります。ちなみに私が著者です。

(2)仲本の「壁」を突破する英文法完全速習講義(PHP研究所)

名著『仲本の英文法倶楽部』(代々木ライブラリー)の仲本浩喜先生による,読み書きのために必要なことに特化した素晴らしい本です。英文読解の入門書としてはこれに勝るものはないです。非常に読みやすく書かれているので1週間で読み通せると思います。

初心者でも気軽に学べるように工夫・配慮された一冊ですが,『ヘミングウェイで学ぶ英文法』シリーズ(アスク)の倉林秀男先生はツイッターで次のように紹介なさっています。

今は昔と比べて取り組みやすい,わかりやすい英語学習本が増えています(どうしようもなくしょうもない本もまた増えていますが…)。良書を選び,意欲的に取り組めば,学生時代には苦手だった英語も克服できるに違いありません。


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田中健一/田中先生
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