魅力はディテールに宿る
会社でよく、細かな仕様をやるかやらないかという話になる。ラベラーで現品票を印刷して現品に貼るか、とか、送り状の手書きをやめるか、とかだ。
こういうものは、会社の一番の売り出し商品やサービスの魅力とは直接関係ないのでサボりたくもなるが、サボらない。
※もちろん費用がかかりすぎるならサボる。
会社の魅力が、こういうディテールの部分に宿っている可能性を捨てきれないからだ。
大どんでん返しではあるが最後の5分以外くそつまらない映画やドラマって、「面白い」か「つまらない」かでいったら「つまらない」映画になりそうだ。
なんなら大どんでん返しに至るまで観てくれない可能性だってある。
結末より過程におけるディテールに価値があったりする。
半沢直樹で香川照之が土下座するときの奇妙な演技だったり、
バックトゥザフューチャーのドクの犬の名前がアインシュタインだったり、そういう小さなところの積み重ねが、最後の落ちまで観客に席を立たせない。
なので、僕は、僕の会社の一番の売り以外の、細かな魅力はサボらない。それは会社の一番の売りを売りたいからだ。
ヘッダ画像は、バックトゥザフューチャーに出てくるアインシュタインだ。初めてタイムスリップをした生物だ。
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