裁量労働制は本当に発展するのか。正念場の年になるのでは?


「裁量労働制」については「自由な働き方」「定額働かせ放題」などさまざまな意見があります。
4月から裁量労働制について制度の見直しが行われ、適用範囲の一部拡大や労働者保護の仕組みも追加されています。
働く人の目線で、裁量労働制を採用している企業の「ブラック」と「ホワイト」を見分けるポイントを解説します。


なお、私なりには、こんな使い勝手の悪い制度になぜ経営者がこだわるのか、いささか理解できません。
業務の性質により時間配分が労働者に任されるものです。他の業務と兼務することは一切認められないのです。

さらに、4月からの改正で、労働者の同意あるいは拒否が認められるようになりました。
Yahoo!ニュースでもこんなコメントが寄せられています。
「SE全員が裁量労働者でしたが、今年の4月に同意を取り直したところ、ほぼ全員が『同意しない』でした。」
ひょっとすると今年は裁量労働制そのものの存続廃止含めた大きな見直しの年になるかもしれません。

【元の掲載先:ファイナンシャルフィールド】

【転載先:Yahoo!ニュース】

銅鑼猫(社会保険労務士・健康経営エキスパートアドバイザー 玉上信明)


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