4年半ぶりに経営合宿をして見えたもの
今月も最終日に滑り込みで投稿です。
最近、熱海に一泊して経営合宿というものをやりました。デプロイゲートでは当初、毎年1回の経営合宿をやっていたんですが、2018年の年始を最後にしばらく実施することができていませんでした。実に4年半ぶりです。
3人のWillと、緊急ではない重要なイシューを見出す
今回の合宿は会社のファウンダー3人、うち1人はリモートで、水曜日の午後から木曜日の早朝という短時間での開催になりました。
言い出しっぺの自分がやりたかったことは、ここから先の課題感の共有と、我々のモチベーションの再認識でした。
4年半も時間がたつと、会社として向き合う課題だけでなく、3人それぞれのライフステージも変わっています。私も今年結婚しましたし、他の2人は子供が産まれています。キャリアや経営に対するモチベーションの変化があってもおかしくありません。
また、今年に入って組織やその動き方にも大きな変化が出ており、ここからの可能性や課題になりうることについても認識を揃えておくことが必要そうでした。
合宿のアジェンダとしてはこちらの記事が目的が近く、参考になりました。
「なぜ経営をしているのか」という問い
セッションは、会社立ち上げ時のそもそもの参画のモチベーションと、現在やっている理由について、事前に準備していたものを各々が共有するところからスタートしました。
当初を振り返りつつ、出てきたモチベーションの中には「単純に面白そうだった」「自分の今後に役立ちそうだった」といった共通項が見られました。目の前に解決しなければならない課題が出てきたとき、それがどれだけ大きなジャンプを必要とするものであっても、どのみち今後の人生の中で必要になるでしょ、とポジティブに向き合っていけることは皆共通していました。
自分自身も、そもそも会社を立ち上げたのはそれがその時取れる選択として一番面白そうだったからで、また、今後の人生で何をするにしても役に立つ経験だろうと思ったのが理由です。その時々に目の前に現れる課題は厄介でも、一度経験することで今後の自分が取れる選択肢が増えること自体にやりがいを感じるし、似たような経験をしている人があまりいない、というのも面白いなと思う部分です。
もちろん、これらはビジョンやミッション自体に共感がある、というのが大前提だと思います。
その後、これからの組織とチームについて時間が許す限り検討しました。ベタですがSWOT分析をしてみたところ、いろんな発見がありました。詳細は割愛しつつざっくりとまとめると、目の前でやっていることをしっかりやり遂げ、個性をうまくレバレッジさせることで諸々の課題解決と新しい可能性に繋げていけそうだということが認識できました。
2日間合わせて合計4時間という短いセッションでしたが、今後についての前提となる考え方を揃えられた貴重な時間だったと思います。
長い時間を振り返って得られるもの
普段あまり長期的な振り返りをする機会がないのですが、今回振り返ってみて、自分達は変化に強いチームだなあ、という感想を持ちました。
立ち上げからここまで約7年、全員いい意味で根本のモチベーションに大きな変化はありません。しかし、向き合っている課題は求められる職能自体が当初からすると大きく変わっており、特に直近1年や半年で変わったものも多くあります。その時々で必要となったことをキャッチアップしつつ、変化してこれたからこそ、ここまで来れたのだなと思いました。
また、合宿自体もタイミングを見てまたやっていきたいと思いました。オフラインの方が雑談でもいい話があれこれ出てきますね。それから、熱海は東京や神奈川から行きやすく、自然も多くてオフサイトにちょうど良いなと思いました。温泉もサウナもよかった。社員みんなでもできたらいいな。
というわけで、7月のnoteはそんな感じで。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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