【20万PV達成】本になります。
1月から連載を続けてきた、『だから、もう眠らせてほしい~安楽死と緩和ケアを巡る、私たちの物語』が、無事に累計20万PVを達成しました!
本当に皆様のおかげです。ありがとうございます。
これで、当初約束していた通り、noteでの連載が書籍化されます。
「20万PV」って、売れっ子作家からすれば大したことない数字だとは思うんです。
「10万人の方にご覧いただきました!ありがとうございます」
なんて投稿をちらほら見かけますからね。
でもこの連載を始める前、noteのフォロワーは700人くらい、それまでの記事はちょっとバズったかなと言っても2万PVを超えることはなく、ほとんどは1000~2000PVほど。年間のPV全部合わせても10万くらいという弱小アカウントだったのです。
それでも、多くの方にご支援いただき、連載終了とともに当初の目標を達成できたことは本当に嬉しいことです。
『だから、もう眠らせてほしい』は、note版に大幅な加筆修正を加え、書籍化の作業を進めていきます。
具体的には、
●看護師・及川との出会いと活躍
●緩和ケア医・新城拓也先生へのインタビュー
●精神科医・松本俊彦先生へのインタビュー
などが追記されます。
及川は、note版では出番が少なかったにも関わらず「及川さんが主人公のスピンオフ作品を描いてほしい」という声を頂くほどの個性豊かなキャラクター。その魅力について、書籍版ではより深くお見せします。
そして、新城先生・松本先生へのインタビューもまた、物語を語るうえで重要な考えを教えてくれます。
「欲望を換金する」
「理由はないけど死にたい、と願う人たち」
「寂しい個人主義」
「自殺の直前に、みんなが手にするものとは」
といったキーワードを見ていくだけでも、僕らと二人の見ている世界との差異が示唆されるのではないでしょうか。
また、その他にもnote版では描かれなかったエピソードなどが追加される予定です。それを読むと、「あっ、noteで出てきたあの写真は、これのためだったのか!」といったのも楽しめるような作りにしていきます(マニアックだなあ)。
そして、書籍化を請け負ってくれる出版社は・・・
「晶文社」さん!!
です!
あの大ヒットした『急に具合が悪くなる』や、『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』を手掛けた方に編集をお願いしています。
発売日はまだ未定ですが、おそらく7月頃になるかと思います。
詳細が決まり次第、また情報をお伝えしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
そして、本当にありがとうございました!
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