【遅咲きのはじまり】第2話「誤魔化しきれない気持ち」
こんにちは。中山裕子です。
前回に引き続き、
【遅咲きのはじまり】シリーズをお届けしています!
今日は、第1話「光と影の20代前半」の続きです。
(インタビュー・文:Starry Future代表 中安加織さん)
コーチングとの出会い
20代半ばになるとこれまでの働きぶりが評価され、
教育委員会に異動。
32歳で、昇任試験にも合格し、出世の道が見えてきました。
これから出世をしたらきっと若い後輩に教えることになるだろう。
その時は自分が先輩たちにしてきてもらったように、
後輩にも好きにやらせてあげられるような存在になりたい。
でも、そんな風になれるか自信がなかった中山さんは、
知人がやっていたコーチングを仕事に役立てようと学び始めます。
そしてコーチングをするには、
そもそもそのスキルやノウハウを使える自分であることが大切だ、
ということで、コーチングを学びながら自分と向き合うように。
ごまかしきれない気持ち
すると、これまで気付かなかった感情が自分の中で芽生え始めます。
仕事は大好きだし、安定している。
仕事を辞めるなんて選択肢はないし、定年まで勤めるものだと思っていたけど、、、
このままの人生は嫌だな。
さらに一緒に学ぶコーチ仲間がとても自由に生きているように見え、
決められた箱の中に閉じこもっているから今の自分なんだ。
もっと自由な生き方をしたら優しくて器が大きい、
なりたい自分になれるのかも。
でも親を裏切ったり、悲しませたり、心配させることもできない…
芽生えた感情を搔き消すかのように仕事に夢中になったり、
このまま働いた先のキャリを楽しく思い描いたりするも、
“自分で人生を選択したい。自分で自分の人生を創っていきたい。”
そんな自分の気持ちをごまかせなくなっていきます。
>>第3話へ続きます
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