![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11969118/rectangle_large_type_2_66b14dffae146c2deb2a617ec7ec8302.jpeg?width=1200)
Takeko先生のToday’s Topic〜導入編
Takeko先生のトゥデイズ・トピック
小学生の授業では、毎週「Today's Topic〜今日のお話し」というコーナがあります。今日使う英語表現や異文化について、写真をみせながら色々なことを話し聞かせる、授業の初めの数分ほどのコーナーです。
毎週担任の先生も楽しみにしてくださるので、低学年向けのトピックをシェアしておきます。小学校での英語教育に携わる方や、英語を学んでいる方のお役に立てば幸いです。
このnoteは導入編。Today's Topicについて説明します。
Today’s Topicの目的
・その日の授業に使う表現を取り入れ、自然なシチュエーションでの使い方を知ってもらう。
・授業で使いたい表現(Classroom English)を知ってもらう。
例:聞いてください Listen please. / これを見てください。Watch this. / 手をあげて Raise your hand. など。
・自分の気持ちを表現する言葉を学ぶ。Topicで紹介した写真をみた子供達の口から漏れる言葉は「学校で習って言わされた言葉」ではなく、心の底から言いたい言葉です。是非教えてあげましょう。例:きれい!Beautiful. / いいなぁ。 That’s nice. / これは何? What’s this?
・聞く姿勢をつくる
ここ数年の児童の様子を見ていると、落ち着いて相手の話をしっかり聞くということがどうも苦手なようです。Listen please.(聞いてね) という表現や、反応しながら聞くことの大切さも伝えます。
聞かせるためのコツ
1. きちんと準備する
当然のことですが、とても大切なことです。私はMacのKeynoteを使ってスライドショーを作り電子黒板に表示してみせています。今の子供たちはビジュアル世代、視覚情報が大好きなので、綺麗な写真や面白い写真があることで楽しくなり、英語の学習意欲が高まります。
2. テンポよく進める
いくらきちんと準備しても聞いてもらえないと意味がありません。お話しはテンポよく進めましょう。基本的には笑顔で進めつつ、悲しい話しの時は、思いっきり悲しい表情で伝えます。
3. リピートさせる
登場した表現や単語をリピートして言わせましょう。語学学習にはインプットよりもアウトプットが大切です。2のテンポが崩れ、小さな児童たちが飽きて喋り出してしまった時にも有効ですし、能動的に聞く姿勢を作ることができます。上手にリピートできたら盛大に褒めましょう!
4. クイズ形式にする
これは聞くのが苦手な児童が多いときにするのですが、事前に聴きどころ、何を聞くべきかを提示してあげます。「今日のお話には〇〇が出てくるよ〜。最後に何が出てきたかクイズにするから、よぉく聞いてね」など。
さて、次には実際のTopicをご紹介します。お楽しみに!