個人間送金は規制緩和が必要

資金移動業の規制があって、免許証や銀行口座登録による本人確認が不要なサービスは、機能が限定される。

Paymoは、送金するには本人確認不要だが、受け取る人が(たぶんに形式的だが)割り勘の履歴としてレシートの写真添付が必要。受け取った人は、他の人への送金に使うことができる。自分の銀行口座を登録すれば、現金化できるが、手数料を取られる(目減りする)。

Kyashは、上記のようなことは不要だが、受け取ったお金は、他の人への送金に使うか、クレジットカード支払い原資として使うことはできるが、現金化できない。

LinePayは、送金サービスを使うのは、銀行口座登録(本人確認)が必要。現金化できるが、手数料必要。

つまり、本人確認なしで、レシート写真なしで、送金と受信ができ、現金化できるサービスがない。これは、規制があるから。規制の目的は、ロンダリング対策と思われる。

送金上限金額を設けてもいいから、本人確認なしで、レシート写真なしで、送金と受信ができ、現金化できるサービスがあれば、もっと普及する。さらに現金化する際の手数料がゼロならもっといいが、こうすると収益モデルがなくなるからこれは実現しない?

*普及の大きな壁は、上記以外に、そもそも相手が同じアプリをインストールして使っていることが必要で、その環境がないと、まずインストールしてもらわないといけない。相手がそれをいやがる場合がある。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25896030Z10C18A1PPD000/

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