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(続)社会人野球投資法~長期投資に勝つ視点~

前回の続き。社会人野球投資法実践編。

私は財務に関する知識があるわけでもないので、前にも書いた通り配当目当ての長期投資を前提として株を購入しています。
購入の条件としては概ね以下のような条件です。
・配当利回りが3%以上(できれば4%以上)あること。
・株価が年初来安値か直近数年間で安値水準にある。

実際には上の条件を同時に満たすことはあるようでなかったりするので、外部環境の悪化により一時的に業績が悪化している銘柄では、配当利回りに目をつむって単純に安いと思われる時期に購入したりもします。
ちなみに現在(2023年10月)は一時的に下がった日経平均株価も32,000円近くで戻っており、年初来安値水準にある銘柄というのがそもそもあまりありませんが、配当利回りの面では、鉄鋼(日本製鉄やJFE)、陸運(NX HDやセイノーHD)、自動車ではホンダあたりがこの条件を満たしています。陸運については特に最近軟調ですので、狙い所かなという印象です。

また、株を購入する際にも厳しく底値を狙いすぎず、まあこんなもんかなという価格で購入し、それよりも下がったらナンピン買いするくらいの気持ちで購入しています。業績が上がれば配当が増え、購入時の金額で計算すると大変な利回りになる場合もあるので。
でもそのまま業績が落ち続けたら?と思ったそこのあなた。そこはこれまでバブル崩壊もリーマンショックも乗り越え硬式野球部を守り続けてきた会社です。手元資金や社会的信用もあるため、右肩下がりに没落していくことはありません。ここが社会人野球投資法のミソです。
いや、実際どうなるかなんか知らんけど。

ところで会社の株を買い、長期に保有するということはつまり会社のファンになるということです。
会社のファンになるからにはやはり都市対抗・日本選手権に応援に行くことは必須でしょう。
ちょうど本日第48回社会人野球日本選手権の組み合わせ抽選がありました。
日本選手権は都市対抗と出場資格を得る方法が大きく異なることもあり、今大会は久々の出場となる日鉄ステンレス(新日鉄光)をはじめ、都市対抗とはかなり違った顔ぶれの見られる大会となります。
なんといっても注目は都市対抗・日本選手権の3季連続優勝と都市対抗・日本選手権連覇(高校野球の春夏連覇に相当)がかかるトヨタ自動車でしょう。
プロ注目のスラッガー度会擁するENEOSや強力打線のHonda熊本も同じ山に入っていますので、レベルの高い緊張感ある試合が期待できそうです。
そのENEOSと初戦で対戦するのは都市対抗では第1代表決定戦に進みながら2連敗し出場を逃したTDKです。
JABA大会で日本選手権出場権を得ることはできませんでしたが、東北予選ではJR東日本東北との接戦を粘り強い野球で勝ち切り、代表決定戦においても都市対抗予選で破れた七十七銀行を圧倒し東北地区の出場権を獲得しました。
本大会でも強力な上位打線を中心に力強い野球を展開して、(私が観戦に行けそうな)準決勝・決勝まで勝ち進んで欲しいものです。
絶対勝つぞTDK!


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