1年ぶりにストリートライブをやってみた

特に告知等はしませんでしたが、甲府駅南口にてストリートライブをやってきました。
そういえば、これも投げ銭ライブやね。オフライン無配信の。

昨年春からのこのコロナ禍以来、ずっとやってこなかったわけでして。
公園の隅っことかで曲作りとか練習とかはやってましたが、看板を出してがっつりってのは、もはやもう1年振りなわけでして。
この世情でいわゆる世間体にびびっていたわけですが、とは言えそろそろそんなことばかりも言ってられないぞ、だなんて思ったわけです。

駅前の人通りはどう変わったのか。
ストリートミュージシャンに対する見方、風当たりはどうなっているか。
この状況下、何に気を付けるべきか。
それらを含め、ストリートライブをしながら、感じることは何か。
そのようなものも確認出来ればと思い、街へと繰り出してきました。

結論から言うと、人通りはかなり寂しいことになっていましたが、風当たりというか見られ方というか、そのようなものはほとんど変わらず。大半が無関心だけど、結構な人数の方々が好意的に声をかけてくれました。
ありがとうございました。とても励みになりました。
批判的だったり起こられたり絡まれたりすることは、今回はありませんでした。たまたまかも知らんけど。

今回は歌う場所を変えました。いつもやっているエスカレーターを降りた駅の正面は通路等が若干狭いため、その裏当たりのバス停横を陣取りました。
足を止めて聴いてくれるであろう方が、ついでに歌う中西サイドも広くスペースが使えるように、というささやかな配慮。

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こっちから見るとこんな感じ。

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さすがに真ん前に座って聴いてくれる人はいませんでした(いたら、逆に注意したかも)が、ちょっと離れたベンチに座っている方や、ベンチの向こう側で立っている方が聴いてくれて。
遠い距離で届けられるよう意識したりしてると、視野や目線が広がって、大きいライブハウスやホールのフロアみたいなサイズに見えてきたりして。
「そこにいるのかい?ちょっと遠いが、それじゃあこっちもそこまで届けるよ。」だなんて、ちょっと熱くなったり。
帰るときに会釈してくれると、「よっしゃ勝った!サンキューありがたし!」って思うわけです。
このご時世早く終わって欲しいけど、それでもそんな中でのストリートライブの新しい楽しみ方を発見しました。

20時から22時の2時間。普段より2時間前倒しましたが、前倒して正解。21時を超えると人通りがガクッと下がる。
いつもの22時スタートだったらどうなっていただろうか。もしかしたら2次会の流れで増えたりしたのだろうか。
それは分からんし、おそらくは減ったままだと思うが、どこかで調査してみるだな。

2時間のストリートライブ、予想はしてましたがだいぶ疲れました。1年振りだと声も消費も早いね。
ここ最近、体力づくりや軽めの運動などは意識しているし、今までで一番継続しているんだが、
やっぱりライブの筋肉はライブでしかつかないんだな、としみじみ実感。パワーアップには何かしらのテコ入れが必須。

とは言え、1年振りのストリートライブ、とても楽しくやれました。
ゆるりと緊張していましたし、反省点や修正点もありましたが、それを差し引いても楽しいが余裕で上回りましたね。
SNSの交換をさせてもらえり出会いがありました。一期一会になるかもしれない出会いもありました。
今日ストリートライブをやらなかったら起きなかった出来事。
動いてみれば何かが起こる。誰かに会える。
いつも思っていることですが、やっぱりそれを身をもって感じることって大事。
そんな風に思いました。

コロナ禍でのストリートライブ。
歌う側も、聴く側も、歩いている側もそれぞれにリスクがあるのは事実。
でもそれを乗り越えて発信していかないと、
「新しい生活のカタチ」ってやつにエンターテイメントが消えてしまうかもしれない。
いろいろなことへの注意と配慮を最大限、最優先に考慮しながら、
出来ることをコツコツと進めていきたいと思います。

最後1曲歌ってそろそろ帰るか、って歌い始めた曲中でギターの弦が立て続けに2本切れたので、記念に写真を撮っておきました。
添付してお裾分けしますね。無残。

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今宵の出会いに感謝。
準備が整ったら、告知してストリートライブを実施しようかなと思います。


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