スクーリングが学習効率を向上させる 法政通教 夏期スクーリング
たなしょーです。
先日、2021年度の夏期スク―リングを受講しました。受講したのは1群のみ、午前~夜間の3科目です。
私自身、こんなに長時間授業を受けることは初めてで、体力、精神力、集中力を保てるかどうか心配なところではありました。しかし、スクーリング期間中の過ごし方やモチベーションを維持するための工夫により、無事に終えることができました。
さて、終わってひと段落…といきたいところですが、後学のため振り返りを行いました。そこで改めて感じたのは、スクーリング受講による学習効率の良さです。
今回は、スクーリングを活用をテーマに、学習・単位取得の効率の良さについてまとめました。
スクーリングの概要
スクーリング学習
教員との交流や仲間づくりが可能。
多彩なスタイルで、全国で開催しています
スクーリングとは面接授業のことで、教員が直接授業を行い、最終時限に実施される科目試験に合格すると単位が修得できます。
スクーリングは講義形式ということもあり、理解度が早いだけでなく、その場で質問したり、全国各地の学友とキャンパスライフを共有し交友関係を広げることで、学習意欲が一層向上することも大きなメリットといえるでしょう。
参考文献:法政大学通信教育部/学習方法/スクーリング学習
(https://www.tsukyo.hosei.ac.jp/system/schooling/)
スクーリングが学習の効率性を向上させる
通信学習は基本的にひとりです。
ひとりで学習計画を立て、
ひとりで通信学習を行い、
ひとりで単位修得試験に臨み…
つまり、通信学習には、「ひとりで」学習を続けることができる気力、モチベーションが必要となります。
これが通信制大学における卒業の難しさにつながっていると考えます。
法政大学通信教育部によると、
● 2021年3月末現在の卒業生は22,353名
● 5月現在の在学生数は5,781名
● 2020年度の卒業生は259名、例年300名程度
【入学を検討中の方】法政大学通信教育部での学びについて(https://www.tsukyo.hosei.ac.jp/faq/000-2)
法政大学通信教育部学生データ(https://www.tsukyo.hosei.ac.jp/outline/data/#tab)
であることから、例年の卒業生数から、約19学年分の在学生が在籍しています。これは、最短4年(1年次入学)での卒業が難しさが表れていると考えます。
もちろん、1年入学の方や3年編入、在限年数8年を超え再入学される方もいることから、一概に卒業率を算出することはできません。
しかしながら、在学生が仕事をしながら、育児をしながらなど多種多様な環境の中で学習に臨み、無事に最短4年で、また最長8年で卒業を迎えることは非常に難しいことであると考えます。
さて、この卒業の難しさというハードルを押し下げ、学習の効率性を向上させるものが、スクーリングであると私は考えます。
理由は、3つあります。
・ある程度レールが敷かれている。
・対面授業のため理解がしやすい
・よほどでない限り単位が取れる
の3点です。
・ある程度レールが敷かれている。
スクーリング学習は、
「いつどこで何の科目のここの単元について授業がありますので、これを予習して、この課題を行ってください。」
と、担当教員から具体的な指示があります。
つまり、ある程度学習のための準備についてレールが敷かれていることから、学習に対する心理的ハードルが下がります。
私自身、高校を卒業してから7年経ち、数学・英語・化学・物理などの高校でも履修した教科をほぼ忘れていることから、学びなおしや教養科目の単位取得の効率性を考慮し、スクーリングで単位を取得しようと考えています。
・対面授業のため理解がしやすい
私が思うに、通信学習において一番辛いことは、疑問点がすぐに解消できないことです。
もちろん、通信学習の担当教員へ質問すること(学習質疑制度
)もできますが、疑問を抱えている今すぐに解決することはできません。
スクーリング学習では、リアルタイムに自分の疑問を解消することができるため、学習の理解がしやすく、また学習スピードが向上します。
・よほどでない限り単位が取れる
一部のメディアスクーリングを除き、受講最終日に試験もしくは課題の提出があります。しっかりと科目を受講し、試験もしくは課題に臨めば、まず単位を落とすことはないでしょう。
科目にもよりますが、スクーリングの評価基準において、出席点や最終日までの課題の評価が入っていることが多いからです。これでなんとか単位取得の評価基準6割を満たすことができます。
しかし、たまに落とされる科目があると、諸先輩方から伺っています。よって、すべての科目がそうではないことに留意してください。
おわりに
スクーリングと比べ心理的ハードルが低いこと、学習への理解及び効率性の容易さからスクーリングが学習の効率性を向上させるものであることをお伝えしました。
しかし、うっかりするとスクーリング学習でも単位を落としかねない事態になります。
…私は、以前受講した週末スクの最終課題を提出し忘れたので、単位を取れているか不安です…汗
また、スクーリングは、指定された期間、時間に授業への参加が絶対です。つまり、時間の拘束が存在します。その点、通信学習は自分の好きな時間に好きなペースで学習を続けることができます。
よって、スクーリングを活用した学習効率の向上を図りつつ、通信学習で自分のペースで学習を行うなど、2つのバランスが取れた学習計画により卒業を目指すことで、通信教育の学習をより良いものにすることができると思います。
世間の学生は夏休みですが、
社会人学生は、今が勉強を進めるチャンス!
暑さに負けず頑張っていきましょう。
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