ルール?展_20210829
・概要
人間は、日々様々なルールや規約に沿って生活している。
コロナ禍の今、そのルールが見直されたり改善されたり新しく作られたりしている。
こんな世の中だからこそ、ルールに対して自覚的に捉え、考えて、自らがルールを作る一員であることを意識づける必要があり、それを体験できる展覧会になっている。
・印象に残ったこと
「四角が行く」
ルールは何かを達成するために決まっているということが、抽象的な表現で理解をすることができた。
抽象的な表現とは、今回この展示では3つの直方体が自動で動き、前から流れてくる枠(ある一定の形の四角が通れる穴が空いた壁)を通り抜ける。
自動で動く動きは、枠を通り抜けるためであることが、後からわかる。
これは、ルールを読み取らせるにはどうしたらよいかを抽象的に表したもの。
直方体を自動で動かすことで、なんのためにこれらが勝手に動いたのか?に興味を持たせる。そして、穴の空いた壁を通り抜けることで、このためにルールがあることを知らせる。
これを見て、ルールは作るだけでなく、守るメンバーに適切に頭に入れてもらえるように働きかける必要があることがわかった。
ルール制定+相手の頭に入れる
をセットで考える必要があることがわかった。