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クセのある「ゆでたまご」の殻の剥き方
「ゆでたまご」、殻を剥くのに、いくら時間をかけても、食べるのは一口。
ども、太助です。こんばんわ。
さて、「ゆでたまご」の「殻のむき方」のお話でございます。
わたくしが小学生の時に開発した剥き方です。
そして約40年が経過した今も続けているのです。
大正生まれの伯父さんは、ちょくちょく、子供のわたしを喫茶店に連れて行ってくださいました。
母はあまり行かないでほしいと言っていました(今になって思うに、お世話になったら、お返ししなきゃならないから、と、いう大人の事情なんだと思います)。
ところが、わたくしは、別に暇だし、いーよ、なんぼでも行きまっせ、的な子供でしたので、大好きなバナナジュースをご馳走になりながら、おまけについてくる「ゆでたまご」を食べて喜んでいたのでした。
「ゆでたまご」は、美味しいですからね!
しかし、最初は「ゆでたまご」の殻をむくのが下手で、ずたぼろになったゆでたまご本体を見て、毎度毎度、ガッカリしておりました。
ところが、ある時思ったんですね。
いつか、綺麗に剥けるようになりたい!
そこから、「ゆでたまご」の殻剥きの修行が始まります。
伯父さんが喫茶店に連れて行ってくれるたびに、まるで、実験するかのごとく、いろんな剥き方を試しました。
そして、あるとき、つるりんと殻を剥く方法を発見したわけでございます。
それが、これです。 なんて綺麗なんだっ!
えっと・・・。
やはり説明は必要ですね。
まずは、殻の「ひとかけら」が、できる限り小さくなるように、殻全体にひびを入れます。
両手で優しくもみもみして、そのあと、テーブルの上で圧迫しながらごーろごろ転がします。
(人前ではやんないほうが良いです。食べたくない?って思われますから)
もちろん、ここから先もちまちました作業にはなりますが、殻のかけらをひとつづつ取り除いていくうちに、まれに、薄皮もへっついてきます。
そこがチャンスです!
殻と薄皮が離れないように、そーっと、ぺりぺりぺりぺり・・・。
この感触がたまらない!
かくして、綺麗な「ゆでたまご本体」が誕生するのです。
さて、さて、子供と大人の時間間隔は異なるもので(ジャネの法則)、年を取ればとるほど、こんなことやってられないと思いながらも、やはりつるりんと剥きたいがために、未だに続けておるわけでございます。
三つ子の魂百までもといった言葉がございますが、こういった、小さなこだわりは、いつまでたっても変わらないものですねぇ。