短篇小説「シゴデキな男」
迅内はとにかくシゴデキな男だった。彼はいつもナルハヤであらゆるムリナンをゼンクリしてゆく。その鮮やかなシゴプリはまるでヨクデキのスパコンのようであると、社内ではウワモチである。
だがシゴデキな人間によくありがちなことだが、彼はオモガケな凡ミスをする部下や同僚にキビアタする傾向があり、そのストレスから来るサケオボのせいで翌朝ネボチコした後輩をさらにシカリツすることも少なくなかった。
ある日、そんなシゴデキな迅内にパワハラの疑惑がモチアガした。彼のシゴオワがあまりにもハヤスギなせいで、周囲の社員らはプラキズをつられたうえですっかりジシシツし、その結果どうにもモチベシが上がらないうえにまったくヤルキスがハイラナになってしまったというのだ。
そんな事態をオモクミした社のオエラガらは、キタンナな意見を投稿できるメヤスバを社内各所に設置し、迅内のシゴプリについてドウオモかと率直にイケモトした。
その結果、迅内がシゴデキかつシゴハヤなせいで自分はシゴニクであるとの意見が約七割を占め、彼にはゼンミモのサセトバ、昔風に言えばシマナガがイイワタされた。
だが相手はシゴデキな迅内である。彼はオエラガを越えてカブヌシらにネマワシのテヲノバし、あっさりとオエラガ一同をゼンクビにして代わりに自らがシャチョノザに立ってしまった。
これぞまさにシゴデキな男の、シゴオワすなわちゼンクリとイウホカない。