ゆるさを持って生きること
ゆるい雰囲気を持って生きたいなと思う。
「しっかりしなさい」「もっとちゃんとしなきゃ」という親に育てられたからなのか。夏でもネクタイを締めるスーツ、9-18時出勤でお昼休みは12-13、週5出社。という、新卒で入ったITの会社が窮屈だったからなのか。
ゆるい雰囲気がある人でいたいし、物腰が柔らかい人といると話しやすいし、心理的安全性を感じられる環境にいたい。
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「ゆるさ」とは何なのか?
「創造的脱力~かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論~」に、こんなことが書かれている。
僕らは、「マジメ」と「いい加減」の二つしかないと思ってしまうんですよね。その中間が苦手なんです。特に役所の職員は「いい加減」なことはできませんから、そうすると「マジメ」を選ぶしかなくなる。
だけど本当は、その中間に居心地のいいゾーンがあって、これは「いい加減」とは違って、相手のことを思いやっているし、その場を楽しんでほしいと願っているんだけど、かたちにはこだわってはいない、人間にとって自然な状態だと思うんですよ。
これを読んで思い出したのが、ともだちがやっていた(やっている)朝活やもくもく会のこと。
なみもりなみこさんが企画していた「ゆるふわもくもく会」や、よっしーさんがやっている「ゆるふわ朝活部」、sayuriさんがやっていた「ゆるふわ朝活」。
どれもが、かっちりしたマジメな会ではなく、かたちにこだわらない、ゆるく居心地のいい場なのだ。ゆるふわって言葉すき。
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「心理的安全性」が、チームビルディングや組織づくりの文脈で、最近話題になっている。
業務に関係ないことを話す時間を取ったり。打ち合わせの冒頭に、いまの心境を話す時間を取ったり。出社しているときやslackで、雑談を話すのが習慣になっていたり。こういうことの積み重ねが、心理的安全性に繋がっていくのかなと思う。
マジメに仕事をするだけでなく、ゆるく話す時間をとる。
短期的な効率を優先するなら、目の前のことを素早くこなすこと大事だ。けれど、中長期で健やかに働くためには、きっと、ゆるく話すことが欠かせない。相手を思いやりながら、いまの衝動のままに話す時間が必要なのだ。
「マジメ」と「いい加減」と「ゆるさ」。
これらは、シチュエーションごとに無意識に使い分けている、事や人に対してのスタンスや姿勢なのかもしれない。
「どうしたらゆるい自分でいられるのか?」
ゆるく自分に問うていこうと思います。