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「コミュニケーションのすれ違い」がもどかしい
「探求の戦略ワークショップ」に参加した。
イベントのゴールのひとつは、“学習に関する自分の中の「問い」をみつける” こと。「学びに接続する問い」を、「過去の原体験」と「学びの先にあるビジョン」を手がかりに探していった。
ワークショップの進め方でおもしろかったのが、「個人ワーク → 3人でインタビューし合うグループワーク → 個人ワーク」の流れだったこと。
ひとつめの個人ワーク。
学びのきっかけとなる出来事は何ですか?
(状況、その時の気持ち)
の問いに、わたしはこう答えた。
【状況】
コロナでリモートワークが進み、組織・チームとしての一体感が薄くなってしまった。
【その時の気持ち】
「コミュニケーションのすれ違い」がもどかしい。伝えたいことがうまく伝わらないし、テキストだと感情が抜け落ちてしまう。リモートワークでも、もっと一人ひとりの状況や気持ちが見えて、コミュニケーションを楽しめるといいな。
書いてみて、確かになあ、と思った。
いまの会社で本社のweb担当になって今年で3年目。ひとりでWebサイトを作ることがメインだった1〜2年目の状況から、デザイナーとエンジニアの後輩ができて、マーケティング・ライティングへ仕事の重心が移動した。
ひとりで速く作ることから、仲間と協力して良いものを作るへ。
仕事のスタイルが変わった。
仕事のアンラーニングを余儀なくされ、戸惑っていたタイミングで、コロナの波がきた。だからより一層、もどかしかったのかも。みんなで良いものを作りたいのに、みんなとの協調がうまくできなくて。
わたしが初めてのことに取り組むタイミングと、世界と会社の初めて(コロナ)への対応が重なっていたのだなあ。1年前に葛藤が多かったのも、今なら納得できる。
*
グループワークのインタビューでは、個人ワークの問いを起点に、「このままだと今後どうなりそうか?」「理想の状態は?」の2軸で深堀りしてもらった。
このままだとどんな状態になりそうですか?
→ すれ違いが重なり、一人ひとりの中にもやもやが溜まっていきそう
それについてどう思いますか?
→ もどかしい。一緒に働く仲間には仕事を楽しんでほしいから、なんとかしたい
あなたはどんな状態になりそうですか?
→ もやもやが溜まると、視野が狭くなって、仕事自体が嫌になりそう
* * * * *
どんな状態が理想ですか?
→ お互いに、自分の状況や気持ちをオープンに共有していて、相手の価値観や仕事を尊重・尊敬することで、コミュニケーションがスムーズに取れいている
それが実現されたらどんな気持ちになりますか?
→ うれしい。居心地の良さを感じる。ふんわり暖かい気持ち。有り難いなあと思う。
インタビュー後のフィードバックでは、こんな言葉をもらった。
「安全・安心な場作り」
「共感、共有、共創」
がキーワードですね、と。
うんうん。納得できる。気軽に話せる場を作り、その場で情報や感情を出し合って、みんなと共に在りたいのだと思う。わたしは。
イベントの最後に、自分の中から、こんな問いが出てきた。
「どうしたら、もやもやを減らして、一人ひとりが生き生きと働けるか?」
この問いを起点に、また明日から学びと実践を積み重ねていこうと思う、10月最後の土曜日。「丘の上のパン屋」さんのパン。おいしかったです!
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