【第2号】「Best Dubstep Music」×「Algorithm」『【Dubstep】最高の一曲はこれだ!』

前回の続きです!
 
と、その前に。
初めて訪れたよ!と言う方向けに、簡単な説明をします!
 
 
【当ブログの簡単な説明】
当ブログは、『ダブステップ・ディスクガイド』に掲載されている全およそ570アルバム(1アルバム1曲とします。)の内、最高の一曲を決めます!
 
その決め方ですが、beatbox大好き運営主であるShawn(ショーン)が最近はまっている「アルゴリズム」の内の「最適停止」を利用し、独断と偏見で最高の一曲を決めます!
 
「最適停止」によれば、どんな母数だとしても、その中から最高の一曲を選べる確率は「37%」になります。
(「最適停止」については、創刊号にて、詳しく説明しています。)
 
そこで、皆さんの意見や感想を聞いて、実際に37%に至るのかどうかの検証をしつつ、
 
メインは、皆さんとDubstepの勉強をしていければと思っておりますので、
ご興味のある方は、ぜひお付き合いください!
 
 
これでは、以下、本編です!
 
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■Cluster2
 
rusko / my mouth http://www.youtube.com/watch?v=yUcDu-aPkQ4
scuba / so you think you're special (triangulation) http://www.youtube.com/watch?v=aF6PuBMPcDQ
jakes & joker / 3k lane(☆) http://www.youtube.com/watch?v=mHe4T0TtDAo
 
 
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【解説】
☆好きなところ☆
シンセの音が心地良い!特にぶにゅぶにゅ音!beatboxで言えば、inward lip bassを応用すれば、こういう音も、いつかできなくない気がします。napomとかやってのけそう。
 
「既にやってるやついるぞ」って方いらっしゃいましたら、教えてください!
 
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ghostek / ship011(easy changess ep) http://www.youtube.com/watch?v=XzMXfUjVeP4
kito / what if(disfigured dubz) http://www.youtube.com/watch?v=Bn8yM4LZA2I(☆)
 
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【解説】
☆好きなところ☆
冒頭の不穏な気持ちにさせるメロディからの、厚みのあるキック、張りのあるスネア音。
うーん、良い。夜に1人寂しく聴きたい一曲ですね。
また、なんといってもジャケットがかっこいいと思いました!

 
いかにも「不穏」な感じ…笑
目とか真っ黒に塗り潰されてますからね!笑
 
ですが、曲の雰囲気と完全マッチしてます!最高です!
 
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martyn / viper(ghost people)(☆)http://www.youtube.com/watch?v=zIztpsxKaJc
 
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【解説】
☆好きなところ☆
唸るようなベースに、心地よいシンセ音、クラップが入ります。
「うおお!!!これから何が来るんだ?!何が来るんだ?!」と思いつつ、期待に胸を踊らせ…あぁ、焦らされてる焦らされる…なんて感じながら、最後までそんな気分でした…笑
 
最高にカッコいいですが、このベースラインやメロディに、重たいキックとスネアがリズミカルに入ってきたら、もう★でしたね。えぇ、間違いなく。
 
このベースリズムやシンセの入れ方は、ぜひとも喉ベースやsh0hベース、inward lipbassなどを駆使してbeatboxで表現していきたいです!
まあ難しいんですが…笑
 
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transportation aad / last train to lexington (◯)http://www.youtube.com/watch?v=FCcErR4QP_A
zomby / reark (◯)http://www.youtube.com/watch?v=tiyxPeuBf0M
 
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【番外編〜閑話休題のアルゴリズム〜】
こうして調べていて思うのは、知らない音楽たくさんあるなってことです。

もはや焦りすら感じるレベルで、音楽がある。Dubstepだけでこの数ですからね…
 
既にあるお気に入りの音楽もずっと聴いていたいですが、まだ見ぬDubstepの世界にもどっぷり浸かりたい…うーむ、焦燥感。
 
 
筆者が感じている焦りというのは、アルゴリズムで言うところ、「探索と活用のトレードオフ」です。
 
つまり、「新しいものを見つける」(探索  -explore )するか「既にあるものを利用する」(活用 - use )するかの選択に迫られる、という事です。
 
どっちもやればいいじゃない、と言ってしまえば話はカンタンなのですが、
僕たちにはリソース(時間や労力、お金、意志力など)が限られています。
 
そのような制約がある中で、できるだけ最大の「期待値」(報酬)が欲しいのです。音楽で言うならば、「お気に入りの曲を発見する事」が、「報酬」に当たります。
 
この「探索と活用のトレードオフ」が問題となる例として、「多腕バンディット問題」があります。
 
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■「多腕バンディット問題」とは?
当たる確率がわからない2つのスロットマシーンがあり、賞金を「最大限に」獲得するには、どちらのマシンアームを、どれくらいの割合で引くのが良いのか、という問題です。
 
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ここで、「多腕バンディット問題」に最適なアルゴリズム(解)が存在するのか、という話ですが、
 
「未解決」のようです。
 
「マジか」って感じですよね!
 
ですが、戦略は様々あります。
 
例を一つ挙げます。
 
■「勝てばキープ、負ければスイッチ」戦略
この戦略は、名前の通り、「勝てばそのまま探索(explore)し続け(keep)、負ければ
活用(use)に戻り(switch)」ます。
 
逆もまた然りで、活用で勝てばキープしますが、負ければ探索へスイッチします。
 
この期待値は、「ギッティンズ指数」で予測することができる。
 
 
■「ギッティンズ指数」とは?
現在、オックスフォード大学で統計学教授を務めるギッティンズが、現在と未来の価値には「差がある」事に着目して開発した「確率」です。
 
彼曰く、「事前に情報がまったく、あるいはほとんど得られないどんなスロットマシンにも、次にもう一度プレイした場合に勝つ確率がこのくらいならもうプレイをやめてよいと思える、そんな率が存在する」そうです。
 
その「率」が以下の表で明らかにされています。
 

 
表によれば、
勝てば勝つほど「キープした方が良い」。なぜなら、報酬をもらえる「率」が高いからです。
 
反対に
負ければ負けるほど「スイッチした方が良い」、ということができます。
 
これで、どんな割合で「トレードオフ」(スロットマシンのどちらのアームを何回引けば、報酬は最大になるか)という問題は、解決する…と思いきや
 
ぶっちゃけ、こんな表、覚える気もしないですし、常に持ち歩く事も出来ませんし、一々確認なんてしませんよね(笑)
 
なので、
「あまり実用的ではないよね」
というのが、なんとも言えない話のオチなのです。(オイッ
 
ですが、安心してください。
 
他にも戦略はあるんです。
 
次号にでも紹介したいと思います!
それは『後悔最小化戦略』です。
 
 
番外編、以上です!
 
閑話休題なげぇよ!!笑
 
本編に戻ります!
 
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mount kimbie / crooks & lovers (◯)http://www.youtube.com/watch?v=rpNbJWzxoZM
elemental / messages from the void http://www.youtube.com/watch?v=hbCXFfGNA_s
 
 
 
今日はこの辺で!
 
 
 
気に入っていただければ、次回以降もぜひお付き合いください!
 
 
 
 
 
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