入院生活3日目
だいぶキモチもカラダも、落ち着いてきた。
右手の握力が少し弱いとの判定が昨日はあったが、今日、そのことは確認できていない。
しかし、自分のなかではそのような感覚はまるでない。もし、本当に握力が落ちているのであれば、ボクシングなどを通して、少しずつ回復を図りたい。
病人らしい生活には飽きてきたので、きちんとズボンも履き替えて、本を読むことにした。
村上春樹全集のなかにある「解題」のコピーを読み込んでいった。自分が読んだ作品群に関する解題をまとめて読み進めた。前から読もうと思って、なかなかできなかったことなので、逆に貴重な機会となった。
すべてを読めたわけでないので、感想は明日書こうと思う。
ただ一言。今回の自分の病気は、自分の人生にとって、大きな意味のあることのように思える。そのように位置付けて、新たな自分を大きく育てる第一歩となるかもしれない。
そんな希望を、自分はまだ抱いている。