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課長生活10週目
上司の愚痴ばかり吐き出してしまっていた。基本的な資料の作り方が気にくわないらしく、資料を見せればイライラしだす始末。そうするとこちらもイライラしたり、ムカついてくるため、こちらも座席に戻るとついつい愚痴ってしまっていた。周りもみんなそのように思っていたからか、「課長もやっとわかってくれたか!」みたいな雰囲気になって、一つにまとまったような気がしていた。
だけど、それだと本当の意味でのまとまりではないんだよね。共通の敵を見つけて、ただ慰め合っているに過ぎない。
それに悪いことばかり言っていると、悪い「気」が寄ってきて、悪いことばかり起こるような気もする。周りの雰囲気も「活気ある」ものとはなかなかなり得ないだろう。
それよりも、自分の実力不足を真摯に受け止め、来るべき時に備えて実力を備えておくことが賢明な気がしている。
そのような心変わりをよんだのは、下の動画
「禍い転じて福となす」
「ワシなら、150万石には、してみせるがの…」
大河ドラマ「独眼竜政宗」のワンシーン。
この時点の徳川家康は、いまの自分よりも歳下である。このくらいのゆとりある、穏やかな心を持ちたいものです。