課長生活31週目
退院して無理しないように、定時上がりでしばらく過ごそうと思っていた。
しかしながら、溜まっていた仕事を整理していったら、結局いつも通りの時間帯になってしまった。
人事考課、勤務評定の提出がはじめてであり、なかなか厄介である。自己申告の面談後、速やかに評定を固めるしかなさそう。
めんどくさい上司との関係はかなり改善された。要求事項やレベル観が合ってきたので、主体的に対処しようという心構えで挑めるようになった。やはり主体的に取り組むことが大切。
自分は配属されて一年目だが、部下たちのなかでは、この事業所に勤めて長い者も多い。その者たちの人生がかかっているワケだから、人事考課を疎かにはできない。でも真面目にやり過ぎると疲れてしまうので、うまくバランス取りながら進めていく。
「どこへ行っても通用する職員になる」ようにするための意識付けをずっと行ってきた。きちんと理解できていれば、想定外の異動にも対応できるだろう。対応できないのであれば、いままでのぬるま湯生活に甘えていたことの証となるだろう。
どちらにしても、本庁サイドはシャッフルしたいのだろうから、シビアに観ていく。