サマソニ備忘録〜当日編〜

さあサマソニ当日。とりあえずManeskinとthe1975が大本命になったのでそこを中心に予習。もともと洋楽聴かない人なのでそこらへんの知識不足は許してください。あと備忘録なので書き殴ってます。

①the linda lindas

正直存じ上げなかったのですがTwitterで『娘の学園祭見にきた気持ち』と見て、曲もいい感じだったのでこの子たちからスタート！若い！ドラムの子が13歳の誕生日を迎えたばかりみたいなことを始まる前に言ってたけど！みんな若いこと！かわいい！左側の歯科矯正してるギターの子が『OSAKA』ってかかれたTシャツ着てるのもまた刺さるのよね！曲しか聴いてなかったので見て初めて知ったけど全員が交代交代にボーカルを取るのね！みんな若々しさとそれでもロックをしてやるって感じの歌で良い！ベースの子が声がややハスキーなこともあり特にロックな感じで好き〜！

まあかわいい全身で感じてたんですけどパフォーマンスもいいのよ。右へ左へ上へ下へ体を揺らすのを揃えてやってる感じがまさに学園祭！そして最後にリンダリンダのカバー！オーディエンスも大盛り上がりでした！キュンだったね〜！

このあとはオーシャンステージに篭る予定だったので腹ごしらえ。あんまりご飯で悩む気もなくまあまあ空いてたことと『夏だし暑いしスパイスカレーっしょ』ってことからバナナホールのスパイスカレー。ミスった。おいしいけど暑い時にスパイスカレーはさらに暑い。体が温まりました。美味しかった。オーシャンステージのスクリーンが見える位置で食べてたのでbeabadoobeeを見つつ。なぜアライグマのリュック背負ってはったんですか？かわいいので構わないんですけど。

夏フェス 飯　スパイスカレー

②RINA SAWAYAMA
Coachellaでもかましてくれてたの知ってたので楽しみにしてた！のにまじでこの時間帯暑い！やばい！リナも『一番暑い！』って言ってたもん、暑すぎる。お酒も摂取したせいかさすがに熱中症気味になってきたので休みながら見た。ちょっと記憶薄いの悔しい。
それでもさすがのステージングに圧倒され乗せられましたね〜！ダンサー2人というシンプルな演出だけどキレキレかつセクシーさもあるダンスで魅せてくれカッコいい歌声で魅了してました。サマソニ東京でも話してたけど大阪でもLGBTQの話をして『日本は同性婚ができないG7で唯一の国、私は日本人であることを誇りに思ってる、でもこれは恥ずかしいこと。一緒に戦ってください』と声を上げてくれていた。彼女がサマソニに出ることには大きな意義があったと信じたい。

③My Hair is Bad
何を隠そうこの日マイヘアTシャツを着てきていたのでしっかり前方エリアで納めました。ベースのバヤリース誕生日ライブ。『新潟県上越市から来ました、今日唯一の3ピースロックバンド、マイヘアイズバッドです！これが日本のロックバンドだと言えるように！』みたいなこと言ってた。うろ覚えだけどかっこよかった。『新潟県の何にもない小さなライブハウスから始めて今日このサマソニの一番大きなステージに立てました！』私的にはマイヘアがここに立つことにそんなにも思うことはなかったんだけど本人たちは念願だったんだろうな〜。私はマイヘアは今のスタイルでそのまま突き進んでこれが日本の3ピースバンドだ！って言ってくれていいと思ってる。ドラマみたいだとクリサンセマムきけたの嬉しかった！個人的にはもっといつもみたいに無茶苦茶なるぐらい暴れてもよかったんだけどな。でも荒さも残しながら丁寧にやってる感じが良かったです！フェスで見るマイヘアイズバッド本当にかっこいいんだよ。大好きです。

④the libertins
のビデオライブ。一応見た。みんな休憩しながら見てたな。『じゃぱーん』みたいなこと言ってたけどフランス国旗バーンってなってたのよくわかんなかったぜ。画質と音質はめっちゃ良かったです。

⑤Maneskin
ここから本命しかいない。登場の時から肌色成分多め。ベースの女性の乳丸出し服、あれどこで売ってるの？と見た目での色物感すごいがライブ開始後即覆される。すごい。まず曲が強い、ベースギタードラムボーカルのシンプルな編成なのに全曲観客を乗らせるポップかつロックな曲たち。ボーカルのカリスマ性。安定したドラムとソロではちゃんとかましてくるギター。何よりベースのセクシーさ。格好だけじゃなくパフォーマンス全てがセクシー。腰くねらせて弾いてるとこ見たら女でもドギマギするわ。かっこええ。そして観客を乗らせるパフォーマンスも欠かさず行う。クラップやハンズアップなど乗り方を教えてくれるし途中では『しゃがんで〜4カウント！』ってフェス 定番の全員しゃがませ飛ぶやつもやる。盛ってくるね〜テンション爆上げです。飛びまくりました。ジャンプしてる時には『がんばれ！がんばれ！』って言われた。そんなん言われたの初めてやわ。何も知らない人でも無条件に楽しませるマネスキン。本物です。カッコ良すぎる。中盤ではボーカルが観客席へ！どの辺にいたのかは全く見えなかったけどモニターではすごいことになってたな。戻る時に水たまりを曲に合わせてバシャバシャ足でしてたのがツボだった。めっちゃバシャバシャしてた。その後の曲でベースの女の人も客席へ。こちらは通路をぐるーっと駆け抜けていったんだけどたまたま通路すぐそばにいた私はど真前に彼女が！🫣我を忘れて興奮した。しかしこの時は一瞬ですぎていった。のだが。そのあとまた戻ってくる！しかもその時は通路側の人も少なくて思いっきり彼女と目が合う、手を振る、ハイタッチ！！！！！！！！ふぁ！！！触っちゃった！！汗かいてました！！そらそうか！！上裸なんだけどそれどころじゃなくトキメキがすごかった。今でも忘れられない。あの世界的バンドマネスキンのベーシストとハイタッチした女です。
そのあとステージに戻るころにはニップレス外れかけて次の曲で完全に外れてましたね。しかし人間って怖いことに慣れるので外れた瞬間はきゃーってなったけどしばらくしたら『いい体』ぐらいにしか思わずステージに夢中になってました。なんか何の感想かわかんなくなってきた。とにかくマネスキン最高。ぜひこのバンドはこれからも追いかけようと思う。

⑥king gnu
何度か見たことあったので前方エリアの中でも後ろの空いてるところで鑑賞。ノーストレスで見たヌーは初めてかも。めちゃくちゃ真面目に見れました。とにかく人気でみんな押し寄せてたね。前日の東京で炎上したこともあってか（？）今日はいつにもなくストイックなヌー。音楽に全部乗せてやるっていう気迫があった。それを待ってたよ。セトリは旧作から新作までヒット曲オンパレードで新しめの曲も全部何かの主題歌とかなのでみんな知ってて盛り上がれた。それがヌーのすごいとこ。でも個人的にはSlumberland、Sorrows、Prayer X、Flash!!!が大好きだったので爆上げ。しかもアレンジもされててさらにカッコよく。なぜかめちゃくちゃスモークとか焚かれまくりで途中真っ白になったのはじわったけど。新井さん大好きな私としてはFlash!!!がもうほんとに爆イケなのがもう最高（語彙力）ヌーの良さを見せつけてくれた。最高でした。

でも最高だからこそひとつ。前後を洋楽に囲まれたからこそどうしても気になったのは『全体的にうるさすぎる』。耳が痛いとかじゃないんだよ。これはおそらく邦楽全体の問題なんだけど打ち込み最盛期を迎えてから邦楽全体的に音数がめちゃくちゃ増えてローからハイまで全部が前面に出てきすぎてる。結果一番きてほしいボーカルとかが出てはきてるんだけど少し薄れてしまう。ヌーもまさしくそうで。ワンマンでは気にならなかったけどやっぱりバランスとしてドラムを前に出しすぎてる気がする。せきゆーほんまにうまいから気持ちはわかるけど塩梅としては上手くいってない気がする。すると他のバランスも取りたいから同期も強めに出すしギターもどんどん歪むし結果ごちゃるし。そしておそらくそれに慣れてるから常田がピアノを弾く曲でタッチがきつすぎてドラムと馴染めてないこともあったし。そう思うのは私だけなのか。でもごちゃってると結果的にまとまりがなくなるし全部同じ曲にも聞こえるし…ちょっと考えさせられた…ヌーはまだまだこれからも伸びると信じてるので…よろしくお願いします…

⑦the 1975
さあ本日の大本命。言語化できる気しないができるだけ書いてみる。まず転換の時点でバックスクリーンにオリジナルの映像みたいなの流れてる時点ですげー。ただその転換時にKing Gnuの看板みたいなのがなかなか撤去できず被る。そのことツイートしたらヌーのファンからめちゃいいねされました。まあそんなことはいい。
始まりからまず映画感がすごい。美しい。神々しい。スーツで決めたメンバー。美しいサックスの音色でテンションが爆上がり。初めて見て思ったのがmattyの色気。すごい。いやらしくない色気。好き。歌が美しい。楽器隊もシンプルなのに満たされた音色。タイトなのに締まりすぎず広がりを感じるドラム。なんて美しい音楽なのか。音源でもすごかったけど生でもすごい。ロックなんだけど教会で聞いてるような満たされる感じ。これ以上はまだまだ言語化できないのでthe 1975の音楽についてはもっと学を深めてからいつか語れたらいいな。
最初はジャケットをきてたmattyですが進むにつれおそらく日本酒であろう飲み物も進み暑くなり脱ぐ。色気。そしてタバコを取り出し燻らせる。色気。こちらが倒れそうです。彼のカリスマ性はどこからきてるのか誰か教えてください。夢中になってしまう。激しい曲ではマイクスタンドを倒し投げ飛ばし暴れまくりそのあと床に手をついて休憩してたのちょっとジワった。でもそのぐらい楽しんでくれてたの本当にうれしい。新譜リリースも近いのでそちらが中心かと思いきや1stから最新まで、ポップな曲から激しめまで幅広くしてくれて。本当にありがとう。あっという間の90分間もgive yourself a tryで幕を下ろす。メンバーが去ったあと花火があがった。ちょうどスクリーンというかステージの裏で上がったので花火はほとんど見えんかったけど。

【初サマソニを終え】
いままでとは違い聞いたことのない洋楽というものに生で触れほんとうにいろんな物をもらった。浅はかな言い方にはなるけど価値観がアップデートされた。いろいろ考えもしたけど全て明日を生きる活力になる。本当に来てよかったです

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