【日本の世界遺産】奄美大島の行き方・アクセス
今回は、奄美大島へのアクセスと、島での移動方法について解説していきます。
「え、空港あるし、とりあえず飛行機で飛んで行けばいいんじゃないの?」
とだけ考えていると、痛い目みます。笑
とりあえずこれを読んでおけば一安心ではあるので、準備段階の方はしっかり目を通しておきましょう。
奄美大島へのアクセス方法
では、まずは最初に奄美大島へ行くための手段を見ていきましょう。
手段は、大きく分けて2つあります。
〜飛行機での移動〜
とにかく、手っ取り早く奄美大島に行きたいのであれば、飛行機がオススメです。
奄美大島まで直通で出ているのが、東京(羽田&成田)・大阪(関空)・福岡・那覇・鹿児島の5つ。
その中でも格安航空が出ているのが成田と関空と鹿児島で、それ以外はJALになるので、ちょっとお値段がかかってしまいます。
それ以外の地域だと、一旦鹿児島まで出てもらってから飛行機に乗るといった感じです。
飛行機の値段に関しては、日々変動するので、正確な値段は出ませんが、片道だと…
格安航空でなおかつ直通の場合は、6000円〜
JALの場合だと、17000円以上はどうしてもしてきます。
直通では無い場合は、一度鹿児島まで行ってから奄美への便に乗っていただく必要があるので、どうしても10000円は超えてきますね。
ですので、成田や関空が近くに無い場合は、10000円は超えてくることは念頭に置いておきましょう。
〜フェリーでの移動〜
これは、沖縄にいる方、九州にいる方がメインに使う方法かと思います。
飛行機と併用する方でも、一度鹿児島もしくは那覇に行ってもらってからフェリーに乗ることになります。
奄美大島に行くメインの船としては、鹿児島-那覇間を往復しているマルエーフェリーさんと、マリックスラインさんを利用することになります。
これらのフェリーは、マルエーフェリーから2種類、マリックスラインから2種類の計4種類のフェリーが動いており、それが変わるがわる上り(鹿児島行き)と下り(那覇行き)が毎日1隻のみ出ています。
ですので、フェリーの出る日によって日にちを選ぶようなことはありません。
しかしながら、悪天候には脆く、台風が来ようものならほぼ確実に欠航になります。
大体3日前にはホームページで通知されるため、実際にその日がそれほどの悪天候でなくても欠航になってしまいます。
※たまに臨時で出てくれることもあります。
ですので、のんびりフェリーの旅を楽しみたい方、周辺の島々(徳之島・沖永良部島・与論島)にも観光へ行き、そのついでで利用するということがない限りはあまりオススメはできないかもしれません。
実際、那覇から奄美大島までは朝7:00に出港して奄美大島への到着が夜の20:30、鹿児島から奄美大島に向かうだけでも夜18:00に出て朝の5:00に着くので、半日は確実にフェリーの中で過ごすこととなります。
※出港時間と到着時間は全フェリー共通
そうでありながらも、値段は片道9000円ほどもするので、安く済ませるのであれば、フェリーは選択肢には入らないですね。
ただし、先程も述べたように、周辺の島々へ行くのであれば、話は別。
それぞれの島にも空港はありますが、合計すると金額は飛行機よりも安く済みますし、何より手続きが飛行機よりは簡単なので、奄美群島や沖縄を一度に楽しむのであれば、是非、フェリーを利用してみてください!
ちなみに、フェリーの値段は先程のは最低金額で、もっと快適なところで寝泊まりしたい場合は、値段をあげれば、一番下の2等から1等、特等となって、どんどん設備が快適なもので個室になるので、お金に余裕のある方は利用してみるのも手です。
詳しくは、こちらのサイトが非常にわかりやすいので参考に。
ここではあくまで、どの移動手段がどんな感じなのかを理解していただければと思います。
奄美大島はレンタカー必須!
奄美大島を観光する際は、確実にレンタカーが必須です。
おそらくは、この1枚の写真が全て物語っているかと思います。
それをご説明していきますね!
空港から遠い、観光地まで遠い!
地図上だと、周りが海なのでわかりづらいですが、思った以上にこの島は大きいです。
本州で言えば、普通に神奈川から東京跨いで埼玉行くぐらいはあるし、隣の県の奥まで行くぐらいはあるしというレベルなので、まず間違いなく歩きやチャリでは、旅行で一時的に訪れた際は絶対に回り切ることは不可能です。
島にしばらく居るにしても、山が多く、起伏が激しいので、体力的にもまぁ無理でしょう。
そして何より、空港から市街地の名瀬まで、車で1時間半〜2時間かかります。
普通に走ってもこれぐらいです。
空港近くにも、一応ホテルはありますが、それなりに良いものや、近くにコンビニや外食できるところが名瀬になるので、着いたらまずは借りるようにしたほうがいいかもしれないですね。
もちろん、フェリーできた際も、観光地をめぐるにはあった方が良いです。
拠点となりそうな港町や空港付近には、レンタカー屋さんはたくさんあるので、足は必ず確保しておきましょう。
奄美大島は、バイクより車にしよう
「でも、値段も安いし、一人だったらバイクや原付のほうがいいよね?」
と、思うでしょう。そう思っていた時期が僕にもありました…
写真を見て、分かる人は分かるかもしれませんが、奄美大島にはバイクの天敵、そう、スコールがあります。
大雨に降られた時は、それはもう最悪でした。
全身ずぶ濡れで、カッパやポンチョを着てても無力化レベル、しかも割と突然降るので、出会ってしまったら最悪です。
しかも、雨が降ったときに雨宿りできるような場所が、市街地を離れてしまうとそうありません。
自分は夏なのに寒くて凍えるレベルでした。
雨のせいで前が見えなくて、危険なときもありましたね。
※これに関しては写真がなかったので、そのうち動画を出しておきます。
しかし、車であれば雨に降られても、目的地についたところで楽しめるかは微妙かもしれませんが、とりあえず雨はしのげます。
激しい雨でもスコールであれば大体1~2時間で止むので、車でやり過ごすというのが一番いいかもしれません。
そんな理由から、バイクより、車をオススメします。笑
と、奄美大島へのアクセスと、移動方法はこんな感じです。
とりあえず、足が必要ということは分かっていただけましたでしょうか?
今後も参考になりそうな記事を書いて行くので、是非ご覧になってください!