ウルサマ2023 後期ステージを見て思うこと
140文字では収まりきらなくて。
でも、どうしてもこの気持ちを文字にしたかった。
※ステージのネタバレ含みます
※私の身の上話が多いのです
幼い弟のお世話にかかりきりの両親
学校ではヒーローごっこをバカにされ
心を閉ざしてしまった少年。
『絶対に味方はいる』
『一人ぼっちなんかじゃない』
このメッセージがあまりにも過去と今の自分にリンクし
初見で大号泣し、観る回数を重ねても毎回涙してしまう。
(このnoteを書きながらも思い出して泣いてる)
小学校ではクラス一丸となってドッヂボールをやる!!という担任の先生の方針についていけず
運動がまっったくできない私は居場所がなかった。
その代わりにピアノが他の人より少しできたので
全校合唱や卒業式の伴奏を担当したりしていたけれど、ドッヂボールができない私は何をしてもダメ人間扱い。
辛かった。学校に行きたくなかった。
両親は味方でいてくれたし、学校にも掛け合ってくれたけれど何も変わらなかった。
私も自分の気持ちを言えなかったし、弱かった。とにかく弱かった。
必死について行こうと、頑張って大会に出たりもしたけど骨折して痛い思いもしたのはある意味良い思い出!!!
中学になっても、弱いままの私は女子グループのいざこざ。あの子気に入らないからハブにしよう?の対象者。
やっぱり居場所がなかった。ひとりぼっちだった。
ずっと一人ぼっちではなく、仲間にいれてくれた子がいたから最後は楽しく過ごせていたけれど。
その瞬間の辛さは今でもよく覚えている。
一人ぼっちの辛さは誰よりもわかる。
大学進学の時に上京し、私のことを知っている人はゼロになった。
自身を取り巻く環境がガラリと変わった。
同じものを志す仲間がきた
学校以外にも世界ができた
世界はとっっっても広いことを知った
心が強くなり、自分の意見が言えるようになった
強くなれたのは
ヒーローやヒロインたちが私をずっと支えてくれたことが本当に大きい。
今ではたくさんの味方がいる。
どんなことがあっても側にいてくれる人もいる。
毎日泣いてた小さい頃の私からは想像ができないほど未来は本当に明るかった。
ステージはもちろん物語で、私に向けられた言葉ではないけれど
ゲント隊長の言葉一つ一つが
過去の私に投げかけてくれているようで、涙が止まらなかった。
最後は自らの手で壁を壊し、仮面を外して前を向いて歩く少年の姿にまた涙し
私自身もまた一歩、前に進もう。そう思えた。
たくさんの人が私の味方でいてくれたように
私もまた誰かの味方でいたい、そう思う。
子供たちへのメッセージが込められたステージだということは十二分に理解しつつ、
こんなにも熱く熱く胸を打たれ、毎回涙するオタクがいたことを文字にしてみたかった。
今年もステージを作り、上演してくださる全ての皆様に感謝。
ウルトラマンと出会えて本当によかった。
たま