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火時計流ネトマ攻略術⑧「火時計は手出しツモ切りを見ない(前編)」
麻雀界隈には次のような不文律があります。
「手出しツモ切りを見て読みが使える人が本物の強者、できない奴はザコ」
できない側の被害妄想も多少なり入っていると思いますが、あながち間違いでもないでしょう。しかし、これはある意味真実ですが、ある意味真実ではありません。
私はたびたび「手出しツモ切りは見ない」「読みは使わない」ということを言っています。実際、ほとんど読みを使わずに天鳳位まで辿り着きました。苦手だからという理由もありますが、使わなくてもクリア可能という判断を下したからです。むしろ使わない方がいいとさえ思っていました。
「ガンガン前に出て、読みを使って相手の攻撃をかわし、アガリをもぎ取って勝つ」のが今までに築き上げられた王道的な強者の麻雀というイメージがあると思いますが、私はそこにカルト宗教的な危うさを感じています。これまで広く親しまれてきた歴史あるゲームがある意味単一的な勝ち方しか周囲から認められないような薄っぺらいものでいいんでしょうか?いいわけがありません。
「Aさんは読みが使えるから強いし、Bさんは読みが使えないけど他の○○という武器があるから強いよね!」
このように、人によって様々な種類の強さ・勝ち方を持っている。それが麻雀というゲームのあるべき姿だと思います。
かつての私のように手出しツモ切りを覚えられないことに劣等感を抱いている人は多いと思います。安心してください。
本当は大してわかってもいないのに「俺は手出しツモ切りちゃんと見てるよ!」と見栄を張ってアピールしている人も結構な数いると思います。大丈夫です。無理にそんなことする必要はありません。
読みが使える人にのみ発言権があるような昨今の状況であるからこそ、「読みが使えない天鳳位」という立場の人間が発信することで多くの人に希望を与えられるのではないかと思い筆を執りました。
本テーマはかなり長くなるので前中後編に分けましたが、前編はどうして私が読みを捨てるに至ったのか、その経緯と理由を話すとともに、読みが実際どれくらい有効機能するものなのか数値的な効果測定を試みています。
それでは本シリーズ三大目玉記事のラストを飾る、火時計ネトマ攻略術・最終章のスタートです。
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