どん兵衛のCM、まさかの異能バトルとコラボｗ
わかんないよ・・・。裏どん兵衛をオススメするために
— どん兵衛 公式 (@donbei_jp) November 15, 2024
なんでこんなCM作ったのか・・・わかんないよ！#異能バトルは日常系のなかで #岡本信彦 #早見沙織 pic.twitter.com/KQqzDrPDqz
あのネットミームを再び見ることになるとは…
どーも、🍅です！
みなさん、『どん兵衛』の新しいネットCMって見られましたか？
振り返ること今からちょうど10年前、秋アニメとしてひっそり放送されていた『異能バトルは日常系のなかで』というアニメがあるのですが、これがまさかのどん兵衛とコラボしていまして・・・
って、何故ーーーっ！？
いやほんと、CM担当者さんは何故このチョイスをしたのかとｗ
問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
というのも、このアニメが放送されていた2014年秋は、アニメの大豊作シーズン。
・Fate／stay night [Unlimited Blade Works]
・SHIROBAKO
・4月は君の嘘
といった、今でも名作と評される作品達が放送されていた時期だといえば、その豊作具合が伝わるでしょうか。
そんな中、今回どん兵衛がコラボしたアニメ『異能バトル』は上記作品群の陰に隠れる形で放送されていたマイナー作品の一つでして。
amazonプライムビデオのレビュー数がわずか8件というのが、マイナーさを端的に表しているかと思います。。。
とはいえこの作品はあのTRIGGERが制作しているアニメで、作品としては（知名度があまりないだけで）とっても良いものなんですけどね。
TRIGGERといえば『SSSS.GRIDMAN』、そして今年放送され大きく話題となった『ダンジョン飯』を手掛けているあの大人気アニメ制作スタジオ。
そんなTRIGGERが立ち上げ初期の頃に制作したアニメの一つが、この『異能バトル』でした。
あ、ちなみに『SSSS.GRIDMAN』のレビュー数は379件ありますｗ
『異能バトル』と同時期に放送していたSHIROBAKOは、なんと圧巻のレビュー数693件(((( ;ﾟдﾟ))))
文字通り、桁が違いますね。
で、じゃあ何でそんなマイナーアニメ『異能バトル』が日清どん兵衛とコラボしたかって言うと、このアニメにはここ数年の日清CMで採用されている、『強力なネットミーム』が存在するからなんですよね。
この作品を認知している一部の層にとって
・異能バトル ＝ ネットミーム
という認識は
・ビタミンC ＝ レモン
・サイゼリア ＝ ミラノ風ドリア
・ダイソン ＝ 掃除機
と同等レベルの認識だと思ってもらって間違いないです。
攻めすぎてる日清のCM達
ここ数年の日清のCMは、ネットでバズったものを度々取り上げる傾向にあって。
Vtuberがこぞって歌ってみたを投稿していた、強風オールバックとコラボしたり。
進撃の巨人とコラボしたり。
地上最強の生物・範馬勇次郎がどん狐となり、最強どん兵衛とコラボしたり。
エルシャダイ（今更！？）と謎すぎるコラボをしたり。
もうネタとノリが、昔のニコニコ動画に溢れていたMAD動画のそれｗ
これは明らかに日清のCM担当者の中に、ニコニコ動画を観て育った人がいるにちげぇねえ！！
で、今回コラボしている『異能バトル』は一般の知名度こそドマイナーなものの、作中の下記シーンのインパクトがすごくて、ニコニコ動画内ではネットミーム化しているという状態でした。
第7話にて、幼馴染の鳩子ちゃんが主人公へ怒涛の言葉攻めをするシーンなのですが、このセリフをいい感じにCM用へ置き換えて↓
・CMでやってないどん兵衛（通称：裏どん兵衛）の方がおいしいよ！
・どん兵衛の味ですら冒険できないのに異世界で冒険したいとか言わないでよ！
・お願いだから日清のCMなんて信じないでよ！
いやもう、これはほんとに日清公式のCMなのかとｗ
エルシャダイのコラボもそうだけど、ネタが分かるごくごく一部の人だけ分かって深く刺さる（分かる人にはむちゃくちゃ面白い）、というまるでアイスピックのような鋭利さでピンポイントに攻めてきているのがスゴすぎるよ…
この内容で行きましょう！と提案したCM担当者もそうだけど、それに予算とGOサインを出した上層部も、ほんと尊敬しますｗ
オタク文化が日の当たる時代に・・・？
上記のどん兵衛とは別CMだけど、最近だと『大塚製薬』が年末の冬コミに向けて同人誌の新刊を執筆している方の様子と、その体調管理に大塚製薬の商品を使っている様子とをネットCM化していましたね。
こういうオタクカルチャーって昔は日が当たらない世界という印象だったけど、近年は大手企業がCMにも絡めるようになってくるとは…
着実にサブカルチャーからメインカルチャーに変わってきたというのを感じますね。
それと合わせて、オタクカルチャーに触れて育った世代が、今や企業で中核を担う存在に育ってきた（発言力が付いて、企画を通せる存在になってきた）のだろうな、という時代の変化をヒシヒシと感じてます。
個人的には大好きなので、めっちゃウェルカムな世界ですけども！！
というわけで、下記動画にて僕が4分くらいでこれらについて話していますので、お時間がありましたらぜひ聞いてみてください。
何なら高評価とチャンネル登録もしていただけたなら、僕もどん兵衛をちゅるりと召し上がりたいと思います(=ﾟωﾟ)ﾉ
ありがとうございます！ご褒美です！！🍅🍅🍅
それではまた！
©2014 望 公太・SBクリエイティブ／泉光高校文芸部
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