見出し画像

何だこれw いつもの悪役令嬢ものとはまったく違う今期ダークホース作品!EDはマツケンサンバ【悪役令嬢転生おじさん】【2025年冬アニメ】

『悪役令嬢転生おじさん』公式サイト



みんな冬アニメ何観てる?


 どーも、🍅です!

2025年・冬アニメも各作品が1~2話目の放送を終えたところですが、あなたは今期どのアニメを視聴されているでしょうか?

放送開始前からネット上でよく話題に挙がっていた注目度の高い作品ですと

  • メダリスト

  • 花は咲く、修羅の如く

  • BanG Dream! Ave Mujica

  • 全修。

  • SAKAMOTO DAYS

  • わたしの幸せな結婚 第2期

  • 薬屋のひとりごと 第2期


このあたりかなと思うのですが、そんな中、個人的にまったくノーマークだった作品の1つが一話目から最高に面白かった!!

それが今回ご紹介する、「悪役令嬢転生おじさん」です。



よくある悪役令嬢ものかと思いきや、すごいものをぶっこんでくるアニメ


作品のストーリーとしては、

  • 主人公が交通事故にあう

  • 乙女ゲーム「マジカル学園ラブ&ビースト」の世界に転生

  • ゲーム内の悪役令嬢グレイス・オーヴェルヌとして生きていくことに

  • 悪役令嬢らしからぬ振る舞いで周りの人々を魅了していく


と、ここらへんはよくある悪役令嬢もののテンプレ設定なのですが…


どうしてそうなった


転生している中身は52歳のバーコード頭のおじさん、なんですよねw

いや、なんでそうなったんだ、とw

今どきの52歳って若々しくて、こんな感じのバーコード頭はまぁほとんどいらっしゃらないかと思うので、描かれているのは「The・昭和のおじさん」スタイル。


だけどこれがまた“転生先”の悪役令嬢とのギャップを生み出すのに、いい味を出しているんですよね。

異世界TSもの(トランスセクシャル・性転換もの)って、今までも「異世界美少女受肉おじさんと」など、いくつか作品はあったかと思うのですが

おじさんといいつつ、こちらの中身は結構若いリーマン


転生前の身体がここまではっきり「おじさん」として描写される作品って無かったのではないでしょうか?


そして本作の主人公、屯田林 憲三郎は52歳まで長年真面目にお勤めをしてきた方という設定。

そのため、今までの社会人生活で培ってきた持ち前の「社会人スキル」があり、これが異世界モノでよくある「スキル」として上手くハマっいるというのが、設定としてまた面白いところ。

いやー、社会人スキルって、思わぬところで役に立つものですね!

たまげたなあ。(淫夢)



確かに言われてみれば「社会人スキル」って、異世界人から観たら現代人が持っている謂わばスキル的なもののひとつだよなぁ、と。

礼儀正しい挨拶の基本、お辞儀!ナイス角度!

しかもその社会人スキルが、社会人として基本の「礼儀正しい挨拶」をするというもの以外にも、パッと思い出せない相手の名前を「周りを誘導して名前を言わせ、うまく場をやり過ごす」といった、社会人生活で「これあるある!」という点に落としこんでくるのがウマいw


また、現代人の挨拶の仕方と貴族令嬢の挨拶の仕方とでは、もちろん差異があるわけですが…

そこは転生もののお約束、チート能力!

チート能力・優雅変換(エレガントチート)


自身の行動を優雅なものに自動変換するチート能力によって、公爵令嬢の立ち振る舞いとして違和感のない自然なもの変換されるぅぅぅぅ

これによって、本来は我がまま&傍若無人な悪役令嬢のはずが、周りから「模範的な公爵令嬢」として評価が爆上がりしていくという。。。


この「なんだそれ!?」という、チート過ぎないチート能力の設定がまた面白い。

親目線って、暖かいなぁ…

また主人公には現実世界に娘がいるため、子を持つ一人の親として、ゲーム世界のヒロインについつい親目線での優しい発言をしてしまい、それがヒロインの心にどんどんぶっ刺さっていき…


涙だばぁぁぁぁ

ヒロインをいじめる悪役令嬢のはずが、逆に理想の貴族・理想のお姉さま像として心酔されていく、とw


おじさんがチート能力で無双をする話ではなく、あくまで物語の根底にあるのは、礼儀正しい真面目なおじさんがその人徳で話を進めていく、というのが観ていて絶妙に心地よい。

純粋に主人公に好感が持てるし、応援したくなるキャラ付けが上手いな、と感じますね。

また悪役令嬢ものってよくある異世界転生のテンプレの一つですけど、そのテンプレを利用しつつも良い意味でぶっ壊してきていて、今までにない斬新さがあるのもgood!


なぜマツケンサンバを採用したw


こんな感じで、内容がいい感じにぶっ飛んでいる作品なのですが、この作品を特徴づける最後の決め手ともいえるのがED曲のマツケンサンバですねw


いや、なんだこれはとw


屯田林憲三郎を演じる井上和彦さんと
悪役令嬢グレイス役のM・A・Oさんが

二人でマツケンサンバをまんま歌い上げて、ジュリアナ東京かよ!っていうくらいギンギラギンのお立ち台の上で踊っているという…

これグレイスが侯爵令嬢として常に扇子を手に持っているところから、バブルの頃のジュリアナ東京を連想してやっただろ!!

っていう、オジサン的な発想が思い浮かぶところが、またオジサンが主人公っていう設定と絶妙にマッチするんですよねw

この作品は放送開始前はネット上ではそんなに話題にされている印象を個人的に感じていなかったので、最後まで驚きな大当たりの第一話でした。

いや~、とんでもない作品が世に出てきたな、と。

第一話の放送で一気に話題をさらってきた本作の二話目以降が、今から非常に楽しみです!!



というわけで、上記動画にて僕が4分30秒くらいで話しているので、お時間がありましたらぜひ聞いてみてください。

それではまた!🍅🍅🍅

【note内で使用する著作物について】
本記事内で引用させていただく画像などの著作物は、全てその権利所有者様に帰属いたします。

いいなと思ったら応援しよう!