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大好きな映画「オトナ帝国の逆襲」から学ぶ

僕の人生で最も好きな映画「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」だ。
2001年に公開され、もう24年も前(驚)の作品になるが、そのメッセージは今もなお色褪せない。

「懐かしさ」に溺れるオトナたち

物語の舞台は、昭和の雰囲気を再現したテーマパーク「20世紀博」。
そこに魅了された大人たちは、現実を忘れ、過去の世界に閉じこもってしまう。
ヒロシやみさえまでもが、しんのすけを忘れ、ノスタルジーに浸ってしまうのだ。

大人になってからこの映画を見返すと、「懐かしさに縛られることの危うさ」に気づかされる。
僕たち親世代も、忙しい日常生活や仕事に追われることが多い。
過去を懐かしむことはあるが、それ以上に「今」を見失ってしまうことがある。
仕事に追われて、スマホやテレビに気を取られ、大切な時間を無意識に浪費してはいないか。

「未来」を生きるのは子供たち+我々現役世代

クライマックスで、しんのすけは過去に戻ろうとするヒロシを引き止める。そこで流れるのは、ヒロシの人生の記憶。
少年時代、青春時代、そしてしんのすけが生まれた日。
ヒロシは気づく。
「俺には家族がいる。戻るべき場所はここなんだ」と。

このシーンを見て、僕は強く思った。
僕が生きるべきなのは「過去」ではなく「今」であり、「未来」なのだと。子供と過ごす時間は一瞬で過ぎ去る。
だからこそ、目の前の息子との日々を大切にしたい。
そして、子供たちが未来を生きるために、我々現役世代もまた、今をしっかりと歩んでいく必要がある。

「オトナ帝国」が教えてくれたこと

この映画は、子供向けアニメという枠を超えた名作だ。24年経った今でも、多くの親世代に刺さるテーマを持っている。
僕たちは、懐かしさに浸ることはあっても、子供たちや自分自身の未来を見つめ続けなければならない。

そして、ヒロシのように、どんなに疲れていても「父ちゃんは負けない!」と言える親でありたいと思う。
そして同時に、我々現役世代もまた、未来を支えていく存在であることを忘れてはならない。

それでは👋

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