助動詞・時制・心的態度を考える基本のき (その1)※2024年8月修正版
「助動詞と心的態度」とその「生息域」を考える一番基本となる記事です。
四択の空所補充も、並べ替え作文も練習問題などは一切ありません。精選配列された用例を、順番に読み進め、解説と照らし合わせることで、それぞれの助動詞の役割と意味が理解でき、助動詞が使われる場面、その際の話し手(書き手)の世界の切り取り方が分かるように配慮し、和訳もつけています。
「助動詞の番付表」という考え方は、独特なネーミングに感じるかもしれませんがですが、助動詞相互の階層性を、国技のランキングに準えたものです。
この「その1」では、私が横綱と呼ぶ助動詞、will / can / must / mayなどの「法助動詞」を中心に取り上げ、mightやcouldなど助動詞の過去形の働きと意味、may/might wellやcould well、さらにはmight as well などの助動詞の慣用表現までを扱っています。
特に、見た目が過去形の couldの扱い(「現実味のcould」)に関しては、多くの用例と丁寧な解説を心がけています。
オンラインコーパスの検索結果から得られる知見も、新しいものを反映しています。
では、以下、A4で16ページ、用例も80に増量したpdfをどうぞ。
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