「共通テスト試行調査」の英語を診る

2020年1月15日、「大学入試のあり方に関する検討会議(第1回)の傍聴のため文科省まで行っておりました。

民間英語試験の活用から共通システムの導入、そして迷走から破綻、遂には「延期」となった今、この民活英語試験が「ゾンビ」のように復活しないように、一市民として見張っていないと、という思いです。

新たなテストの検討委員に、日本言語テスト学会の会長でもあり、民間英語試験の一つでもあるTEAPの開発元、上智大学の教授でもある渡部良典氏が何か言うかな?と思って駆けつけたのですが、渡部委員は欠席でした。

ということで、「ヨンギノー」民活英語試験が延期になったにも関わらず、「二技能」特化のまま実施されることになりそうな「共通テスト」の平成30年実施分の試行調査問題(英語)に関して、気になるところをまとめてみました。

特徴をつかめば「試験対策」になるかもしれませんが、それよりも、どんな「英語力」を求めているのか?を現行のセンター試験と比べておくことが大事かな、と。

DNCのデータ集計で正答率も明らかにされていますので、その正答率の低い設問を中心に取り上げています。

問題や正解例、正答率、出題の狙いなどは、御本家DNCのサイトでどうぞダウンロードしてください。


それでは、以下、私のメモ書きpdfを。

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