【俳優養成所】演技の正解はあるのか?

こんにちは。
森田です。

表題の疑問は演者であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
そして、行き着く答えは

「正解はない!!」


です。w

演技論を散々ぶつけ合った暑苦しい日々を過ごした私が言うのだから間違いないです。
具体的に言うと、現場の数だけ、求められる演技の質、形態が違うからです。

日常的な芝居ができたからと言って、ミュージカルを演じ切れるかは別問題ですし、
ジブリみたいな生っぽい台詞回しができるからと言って正解かと言われてばそれも違う。

しかし、役者たるもの、要求されれば、演じなければいけません。
自分の好きなテイストの芝居ばかりで仕事が回るかと言われれば、絶対にそんなことはありません。
嫌いなテイストの芝居も、需要があれば演じるのです。
なんて悲しい職業なのだ、と思った時期もあります。

ただ、相手のオーダー(演出の意図)にバシっとハマった時や、新たな演技を提案できた時は、途轍もない気持ち良さです。

「あー、クリエイティブ!!」


って心底、思います。

このクリエイティブ感を味わえないと、修行だけの役者人生になります。
これになると辛いですし、自暴自棄になります。

自分が作品を発展させようという気持ちが形になった時に、報われる職業ですね。

その為なら、日々の鍛錬を惜しみなくするのも理解ができます。

それでは!!

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