【声優・俳優養成所】自分のスペックを上げろ
こんばんは。
森田です。
声優や俳優というのは、他人の人生を生きる職業です。
正確には疑似体験というような形にはなると思うのですが、セリフだけに注力している役者の演技だとペラペラに薄い人間が出来上がります。
台本は同じなのに、演じる人によって、説得力のある人に見えたり、ペラペラな人間に見えたり聞こえたりするのは不思議ですね。
どうすれば厚みのある演技や人に見えたり、声で表現したりすることができるのか?
それは、役者自身の経験値を積むしかないです。
演じる本人が、多くの人と出会い、色々な感情を味わうことで成長します。
最近、私が良く経験するのは、昔聞いたあの人の言葉が妙に響くなぁー、とか、〇〇の歌詞の意味が理解できた、などです。
あの時は表面的にしか理解できなかったことでも、経験を重ねることで、自分なりの解釈ができて、真の意味で理解できるようになります。
そうなることで、吐く言葉の重みがレベチです。
だから、家にひきこもってアニメや映画、ゲームばかりしていては絶対に良い役者にはなりません。
昔の刑事風にいうなれば、自分の足を使って現場100回ですね。
自分の目、鼻や耳を使って感じとり、初めて体験になるのです。
せっかく肉体を持ってこの世に生まれたのだから、フルに五感を楽しみ尽くしたいですね。
それでは。