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【俳優養成所】芝居がうまい人とは?

こんにちは。
森田です。

私が役者を目指して上京した20年前の話です。
東京に来たはいいが、役者になるために何をすればいいかを悩んでいました。
行動せずに「どうすればテレビ(映画)に出れるのか?」などと不毛な悩みに思いを巡らせていました。
そして、どうやら「人気者」か「芝居がうまいか」のどちらがないと出れないみたい、というのを理解し、

「芝居が上手くなりたいのなら舞台っしょ!」


という安易な発想で、舞台業界に足を踏み入れることとなりました。

しかし、自分にとって、どんな芝居が良いか悪いかを判断するのに迷いました。
なぜ、同じセリフを言っているのに、魅力的に映る人と魅力が半減してしまう人がいるのかが分からなかったからです。

色々な役者さんを見て分析した結果、うまい人の特徴は2つ

①「瞬間、瞬間、ご自身の感情で演技をしている」
②「セリフの裏に隠れたニュアンスを出している」

の2点だと気づきました。
脚本家が書いたセリフのニュアンスや言い方を、代弁するのも役者の仕事ですが、そこに自分なりの色やニュアンスをのせるのも役者の仕事です。

私は後者ができる役者に激しく惹かれました。

「なんて自由な職業なんだ!!!」


他に役者にとって大事なことは山ほどあるのですが、大阪から出てきた猿の私は、役者、エンタメの仕事に強烈に憧れを抱いたのを覚えています。

それから、漁るように映画、舞台、アニメを見て、研究しまた。
もう、ただのオタクですね。

なので、あなたにとって演技は何が大事なのかを探す時期は絶対に必要ですね。

若い時期に右往左往することは無駄のように思えますが、絶対に無駄ではないです。
むしろ必要です。

思い切って無駄を堪能してください!!!


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